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高橋洋一氏の発信力を支える「Excelの活用法」



2021年05月18日 公開

高橋洋一(内閣官房参与・嘉悦大学教授)

高橋洋一(嘉悦大学教授)

デジタル化が著しい現代では、様々な場面で理系的な考え方が求められており、文系の仕事術だけでは社会で生き残れない。では、どうすればいいのか――本稿では、高橋洋一氏が日常的に行なっている「デジタル仕事術」を伝授する。

※本稿は、高橋洋一著『高橋洋一式デジタル仕事術』(かや書房)を一部抜粋・編集したものです。

 

Excelを使うなら2つのディスプレイ

私の場合、大学の授業以外の仕事で一番多いのは、原稿書きです。原稿といっても文字原稿に力を入れているわけではなく、グラフ作成に力を入れています。使っているソフトはエクセルです。学者用の経済分析ソフトも使いますが、一般向けではないので、この本ではふれません。

スマホでもエクセルは使えますが、スマホでエクセルを使ってグラフを描くのは、画面が小さすぎて、イラついてしまいます。ノートパソコンも画面が小さく、資料を見ながらエクセルを使うことには向いていません。私は、エクセルを使うときは、デスクトップパソコンを使っています。

27インチのディスプレイを2つ横に並べて、片方には資料を表示させ、片方にエクセルを表示させて作業をしています。グラフを見ながら原稿を書くときも、片方にグラフを表示させて、片方で文字入力ができます。

2画面あると、とても便利で、仕事がはかどります。ノートパソコンを使うと、2画面にすることができなくなりますので、家ではデスクトップのみ使います。

ノートパソコンで仕事をしている人が多いと聞きますが、グラフを描かないのでしょう。グラフ作成仕事の効率を考えたら、大きめのディスプレイを2画面置いたほうが圧倒的にやりやすいはずです。コストの問題もあるでしょうが、2画面で仕事をすることはお勧めです。

そもそもノートパソコンというのは、持ち運び用のパソコンです。机に座って仕事をするのであれば、性能のいいデスクトップで、2画面のディスプレイを使って効率を上げたほうがいいと思います。

 

図表は2時間、文字は1時間

私が連載している主なものは、『現代ビジネス』(講談社)と『夕刊フジ』(産経新聞社)。『現代ビジネス』の記事は、月曜日の朝6時頃に公開されます。

原稿は、前日の日曜日の夜12時までには送るようにしています。夜の9時くらいから書き始めますが、図表を先に作りますので、エクセルでの作業が2時間くらい。エクセルで作業をしながら分析して、頭の中にストーリーができあがっていきます。

図表を作り終えると、原稿のストーリーはだいたいできています。あとは、文章に落とし込むだけですからカンタン。1時間もあれば、文字数を考慮して、文字調整するところまで終わります。

文章は秀丸エディタで入力して、それをワードにコピー&ペーストして、ワードで文字調整をすれば終わりです。図表を1つ作り終えると、1万字~2万字くらいの文章は書けますが、あまり長くなってもいけませんので、『現代ビジネス』は4000~5000字で書いています。

『夕刊フジ』には毎日連載記事を書いていますが、字数は1200字。週に1度、きちんとした図表を作っておくと、1200字くらいの原稿は、いくつも書くことができます。

グラフができたときに頭の中にストーリーができていますので、とても簡単にできます。『夕刊フジ』の原稿は、30分~1時間くらいで書き上がります。

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図表がない文章は説得力なし >



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