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生き方

家族が交際を反対しているときこそ、判断は冷静に

中井耀香(古神道数秘術家)

2023年06月09日 公開

大好きな恋人との交際を、両親に反対された...! そんな時こそ、立ち止まって冷静になりましょう。古神道数秘術家の中井耀香先生が、結婚する時に注意すべきポイントを教えます。

※本稿は、中井耀香著『天を味方につけてベストパートナーを引き寄せる すごい!「縁むすび」』(PHP研究所)より、内容を一部抜粋・編集したものです。

 

結婚に反対されたら...

恋愛も結婚も、惚れた腫れたでするものではありません。そもそも好き嫌いという感情ほど曖昧で崩れやすいものはありません。それに、好き嫌いに振り回されると、冷静な判断ができなくなります。

自分たちは一生ラブラブでいられると思い込んでいても、客観的に見れば、ゆくゆくは破綻することが容易に想像できるパターンはいくらでもあります。

周りの親しい友人や家族が、あなたの交際や結婚を快く思っていないとき、どうしますか?

離婚すべきか悩んでいる人に、結婚するとき両親は反対したか賛成したかを聞いてみると、「反対した」と答える人が多いように感じます。

心のどこかでは、「両親が反対するということは、何か違和感があるのだろうな」と思っても、反対されるとかえって意固地になるのでしょう。心が柔軟性を失うと、せっかくの提案が入る隙間がなくなってしまいます。

 

失敗の尻拭いをするのは親ではなく自分

ある女性は、海外の人と結婚しました。海外の人と交際したり結婚したりするのがおしゃれだという当時の風潮に乗って結婚を決めたのです。

しかし家族は結婚に大反対。海外の人だから反対したというわけではありません。おしゃれだから海外の人と結婚するという彼女の軽率な姿勢や、男性の誠実さに欠ける態度を見て、いつか破綻するかもしれないと察知して反対したのです。

しかし彼女は、反対を押し切って結婚。海外に移り住みました。そして、子どもができてからは、両親が心配した通りの状況に陥ります。夫は真面目に仕事もせず、家事も育児もしないで怠惰な生活におぼれるようになったのです。

やっと冷静さを取り戻した彼女は、お金持ちの両親なら親子2人を養ってくれるだろうと考え、離婚して日本に。しかし、運悪く両親の事業が失敗してしまいました。

自分で巻き起こした失敗は、たとえ親だってすべてを尻拭いできません。自分で責任を持って巻き返さなければなりません。それに、反対していたときは親を敵視して、失敗したら甘えてすり寄るような態度は、神様からも忌み嫌われます。

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親が反対するにはワケがある

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