はりけ~んず 吉本興業、コンビ歴三十六年目。 極楽とんぼ、後輩のロンドンブーツ一号二号やココリコが次々とスターダムへ駆け上がっていく中、はりけ〜んずの二人は、ずっと舞台の「袖」にいた。
世間的には「売れていない」と言われるかもしれない。それでも僕らは、マイク一本、舞台を温め続ける仕事だけで、都内に家を建て、家族を養ってきた。
本書は、長寿番組『開運!なんでも鑑定団』の前説を三十年以上務め、M-1グランプリの予選MCとして数多の芸人の人生が変わる瞬間を見届け、「劇場番長」として舞台に立ち続けた二人の、泥臭くも清々しい「生存戦略」の記録である。