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「悪い流れ」がガラリと変わる魔法の習慣 ― 最近なんだか絶好調!

植西聰(著述家/心理カウンセラー)

2013年07月04日 公開 2022年10月06日 更新

「日々の習慣」を変えると、よい流れに変わる!

◇ 旬のモノを意識的に食べる

昔の人、特に東洋人は粗食の人が多かったといわれています。

老子や孔子といった賢者と呼ばれる人たちがそうで、少量の穀物と野菜しか食べなかったといわれています。

それにもかかわらず、老子や孔子といった賢者はいつもプラスのオーラを放ち、多くの人たちから敬われていました。

なぜでしょう。

それは自然の摂理にのっとった「旬の食材」を食べていたことが関係しています。

季節やその土地の風土に合った旬の食材は、プラスの気に満ちています。

それを食べることによって、身体中にプラスの気、つまりプラスのエネルギーが行き渡るようになります。

身体と心は密接に関係しているため、当然、それは心にも伝達します。

だからこそ、プラスのオーラを放つことができたのです。

こうした先人たちの食生活を、毎日のようにぜいたくなモノを食べている現代人も少しは見習うべきでしょう。

添加物の入ったモノ、遺伝子組み換え食品のように人工的に操作されたモノは、できるだけ控えるようにして、代わりに「今はジャガイモが旬の野菜だ」「この時期にとれた果実は美味しい」といったものを、できるだけ食べるようにするのです。

そうすれば、それらの食材からプラスの気を吸収することができます。

それによって、心身のバランスが図られ、人生の流れにも好影響を与えてくれるようになるのです。

◇「いつもと反対のこと」をやってみる

一般的に虚弱体質の人は寒さに弱いといいます。

しかし、「寒い。寒い。寒いと風邪をひく」といって、暖房器具に頼ってばかりいても虚弱体質は治りません。

逆に、初めのうちはつらくても、寒さの中で乾布摩擦などを行えば、虚弱体質が改善され、風邪をひきにくい身体に生まれ変わることが可能になる場合もあります。

寒いときに暖かいところにばかり身を置くのではなく、あえて寒い場所に身を投じることで体質を改善していくという 「逆療法的な考え」 は、悪い流れを断ち切って、良い流れに変えていくうえでも有効です。

といっても、そんなに難しく考える必要はありません。

今までの生活習慣を思い出し、逆のことを行えばいいのです。

たとえば、次のような具合にです。

・ニンジンが嫌いだったら、たまには食べてみる。
・コーヒーしか飲まない人は、日本茶やハーブティーを飲んでみる。
・掃除を滅多にしない人は、休日、掃除をしてみる。
・テレビでお笑い番組しか観ない人は、ニュース番組を観る。
・運動嫌いな人は、軽いウォーキングでもかまわないから身体を動かしてみる。
・靴下を右足からはく人は左足からはいてみる。

このとき、「逆のことを行ったのだから、悪い流れが断ち切られ、良い流れに変わる」 と自分に向けて言い聞かせると、さらに効果的です。

そういう気持ちでいると、「気」の吸収も変わるようになります。

古い気が拡散・消滅して、心の中に新たな気が入るようになります。

すると、人生の流れそのものも変わるようになるのです。

 

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