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パートナー・ストレッチとは?…2人で楽しく、気持ち良くできる

長野茂(監修),萱沼文子(著)

2011年04月02日 公開 2024年12月16日 更新

※本稿は長野茂(監修) 、萱沼文子(著)『かんたんストレッチ百科140』 より一部抜粋・編集したものです。
 

一人より二人でやれば楽しく、気持ち良い

ストレッチ効果を上げるには、全身の各部をまんべんなく行ない、それぞれのストレッチに15秒~30秒かける必要があるので、長続きしない面も指摘されます。 パートナー・ストレッチは、一人で行なうストレッチの単調さをカバー。気心の知れたパートナーと会話をしながら、励まし合いながら行なうと、ストレッチの種類の多さや時間も気にならずに楽しく、気持ち良くできます。

パートナー・ストレッチの利点

・一人ではうまく伸ばせない部位や、あと少し伸ばしたいときに有効。

・一人だと無理をして反動をつけたくなりますが、パートナーと行なえば軽い一押しを得られます。

・団体スポーツ活動では、ストレッチを通して仲間意識が生まれ、協調性が高まり、連係プレーなどでの良い効果が得られます。

・個人スポーツ活動では、孤独な難行苦行的な状況から開放され、過度な緊張をほぐすのに有効。

・手と手を触れ合い、目と目を合わせ、笑顔をかわし、相手の気持ちを理解しながらストレッチすることで前頭葉が刺激され、脳のコミュニケーション能力が活性化します。

パートナー・ストレッチの注意点は、力まかせに勢いよく弾みをつけて行なわないこと。急激に外部から強い力で押したり引いたりすると「伸張反射」を起こし、逆効果になります。

お互いに意識して体から力を抜き、筋肉をリラックスさせ、パートナーのコンディションを把握しながら力をコントロールして、押したり引いたりしましょう。

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