「責任感をなくそう!」と唱えれば、人生が変わる!
あるとき、「取引先に間に合わないかもしれない!」と思ってタクシーに乗ったら「あれ? 運転手さん回り道しているじゃない!」というのに気がついて「何をやっているんだ!」と怒ってしまいます。
こんなときに「こんな私だからなめられて、わざと高い料金を取ろうとしている!」とか「自分のダメな容姿のせいで相手になめられるんだ」と、変な考え方をしちゃいます。
怒った後も、妙に責任を感じてしまい、「運転手さんが気に病んで、仕事ができなくなったらどうしよう?」とか「私の考え方が間違っていたら、運転手さんを傷つけてしまったかも?」なんてことも考えちゃいます。
このように、不快な考えがぐるぐるしそうになったら「責任感をなくそう!」としてみます。
すると「ふざけんな!(真面目にやれ)」という言葉が頭に浮かんできて、自分を責めるぐるぐるがわいてこなくなります。
目的地に到着したときに運転手さんから「すみませんでした。料金は半額でいいです!」と言われたときに、いつもだったら「申し訳ないから払う」と相手の生活のことを心配して払ってしまうところを「当然でしょ!」と半額支払って気分よく目的地に歩いていけます。
後になっても、いつもだったら「なんであんなことを言っちゃったんだろう?」とか「どうして私はいつもあんな目に遭うんだろう?」と考えて自己肯定感が下がってしまうんですけど、「よく言えたな!」とか、「半分だけしか払わなかった私ってすごい!」と自己肯定感が上がっているのを感じてびっくりします。
責任感が強ければ強いほど自己肯定感って下がるんだ!ということに気づいて、びっくり。
そこで、「責任感をなくそう!」と片っ端から責任感の呪縛から解放されていくのが、楽しくなっていくんです。