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男のからだが甦る!食べ物&食べ方~薄毛、加齢臭、ぽっこりお腹にサヨウナラ

蓮村誠(医学博士/医療法人社団邦友理至会理事長)

2018年09月18日 公開 2024年12月16日 更新

「※本記事は、蓮村誠著『[図解]40代からの「男のからだが甦る」食べ物&食べ方』(PHP研究所刊)より、一部を抜粋編集したものです。
 

蓮村誠(はすむら・まこと)
医学博士。1961年生まれ。東京慈恵会医科大学卒業、医学博士。医療法人社団邦友理至会理事長。オランダマハリシ・ヴェーダ大学、マハリシ・アーユルヴェーダ認定医。特定非営利活動法人ヴェーダ平和協会理事長。東京慈恵会医科大学病理学教室および神経病理研究室勤務後、1992年オランダマハリシ・ヴェーダ大学、マハリシ・アーユルヴェーダ医師養成コースに参加。現在、診療に当たる傍ら、マハリシ・アーユルヴェーダ医師養成教育、全国各地での講演活動、書籍執筆などマハリシ・アーユルヴェーダの普及に努める。

 

食べ物&食べ方で、誰でもカンタンに「男」を取り戻せる!

「お腹がぽっこり出るようになった」
「加齢臭が気になる」
「薄毛や抜け毛が心配」
「朝立ちがなくなった」

こうした症状は、避けることのできない老化現象だと思っていませんか?

老化とおぼしき一時的な生理現象の本当の正体は、胃腸の力である「消化力」の乱れと、それによる生命エネルギーの減少、そして食べたものが消化しきれずにつくられる毒素の蓄積によるものです。

ですから、消化力をととのえ、生命エネルギーを増やし、毒素を取りのぞいていけば、ほとんどの老化(と思われている)現象は消えてなくなり、男のからだを甦らせることができます。
 

「からだを甦らせる物質」とは?

老化の兆しを見せているからだを復活させるには、わたしたちが元来もっている「からだを甦らせる物質」を増やすことが大切です。

その物質とは、生命の活力素、あるいは生命エネルギーのことで、インドの伝統医学のアーユルヴェーダでは「オージャス」と呼ばれるものです。

アーユルヴェーダは、「寿命の科学」、あるいは「生命の知識」と訳されるほど、人間のこころとからだを熟知しており、人が本当に生き生きと健康に生きるための知恵で溢れています。

オージャスは誰もがもっていて、その多い少ないによって健康の度合いが変わってきます。目に見えぬほど微細なものですが、黄金の輝きがあり、量は片手の平にのるぐらいが平均的と言われています。

たとえば、こんな体験をしたことはないでしょうか。街であかちゃんを見ると、つい見入ってしまう。それは、あかちゃんがオージャスそのものと言っていい存在だからです。生命エネルギーに満ちたものに、人は無意識的に惹かれてしまいます。オージャスとは、そんな生き生きとした「生命力」そのものなのです。

ただし、オージャスは消耗品なので、きちんと補わなければ減っていきます。その結果、生じるのが「老化」です。

しかし逆に言えば、オージャスをきちんと補って増やしていけば、からだはまちがいなく復活するのです。

では、生命の活力素であるオージャスを、わたしたちは何から得ているかというと、それは「食事」です。オージャスは、食べたものが完全に消化されたときにつくられます。ただし、食べれば何でもいいというわけではありません。

オージャスの多い食べものや少ない食べもの、あるいはまったく含まない食べものもあります。

また、オージャスを取り込みやすい食べ方、取り込めない食べ方があるので、知らずにいるのは非常にもったいないと思います。

一般的に当たり前と思われている老化現象は、じつはまちがった食事のせいで起こっていることがほとんどです。


『[図解]40代からの「男のからだが甦る」食べ物&食べ方』より

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「牛乳」はオージャスに溢れた飲みもの!

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