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夫の血糖値が300超え、動脈硬化まで! 妻が知らなかった「意外な食材」の効能

マルコ

2020年03月12日 公開 2022年08月08日 更新

 

良薬、口に苦し! 糖尿病の夫に選ぶ食材

個別の食材について調べてみると、糖尿病や生活習慣病対策に効果的な、いわゆる「神食材」がたくさんあるんです。代表的なものをいくつか挙げると……。

まず、ゴーヤ。そう、あの凸凹した苦いアイツです。ゴーヤといえば沖縄。そう、夏が旬の野菜です。

ゴーヤに含まれる苦味成分は食べるインスリンといわれるほど、血糖値を下げる効果が期待できるとされています。食物繊維も豊富で整腸効果もあり、疲労回復にも一役かってくれます。「良薬口に苦し」です!

きのこ類全般も水溶性食物繊維が多いのですが、特にオススメはマイタケ。マイタケには、他のきのこには含まれない「MXフラクション」というβグルカンの一種が含まれています。

これは血糖値を下げるインスリンを活性化させて血糖値の上昇を抑えるだけでなく、コレステロール値の改善に効果があると言われていて、さらに水溶性、不溶性の2種類の食物繊維が両方入っています。しかも低カロリー。これを食べないでどうする! という「神食材」なのです。

また、意外と身近で効果的なのがコーヒーです。コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、血糖値の上昇を抑え、脂肪を燃焼しやすくし、吸収を抑える作用があると言われています。

ただし、皆さんが間違いやすい重大なポイントをお話しましょう。

コーヒーを飲むなら食前!!!

驚きませんか? 「食後のコーヒー」なんて言いますが、食前に飲むことによって上記の効果がより期待できます。しかも朝食前の一杯は一日を通して血糖値の上昇を緩やかにするとか。ただし、空腹時のコーヒーは胃を荒らす危険もあるので注意しましょう。

 

運動こそが「魔法の薬」

さて、もうひとつ、糖尿病のコントロールに大切なのが運動です。

皆さん、「マジック・ピル(魔法の薬)」って知っていますか?
マジック・ピルとは何と、「運動すること」なんですっっっ!

運動をすると、血糖値が下がる、血圧も下がる、中性脂肪が減る、悪玉コレステロールが下がるなどなど。糖尿病やその他の生活習慣病を克服する効果があるんですよ!

糖尿病の人は、週に4時間以上のウォーキングをすると心臓病のリスクが大幅に低下するんだそうです。また、日本人だけの調査でも、毎日1時間以上歩く人は、脳梗塞や心筋梗塞になりにくいということなんです。

でも、だからといって無茶をして長く歩き過ぎると、逆に心臓や足、膝、腰などに負担をかけてしまうことになるので、自分の体調などを踏まえて運動を取り入れてくださいね。

さらにお得な情報です。ウォーキングを1日1万歩するよりも効果的とされる方法があるんです。それは、

食後10分間ウォーキング!!!

食後は血糖値が上がりやすくなります。そこで有酸素運動を10分行うと、死亡リスクが大きく低下すると言われています。

そのほか、10秒かけてゆっくり腰を後ろに突き出すようにして落とし、2秒キープしてから立ち上がる「スロースクワット(10回×3セット)」、背筋を伸ばして立ち、両足のかかとを上げてつま先立ちし、ストンと落とす「かかと落とし(30回×1セット)」など、天気の悪い日や猛暑日など外に出られないときや、職場の休み時間に室内で簡単にできるので、試してみてください。

うちの夫もこれで血糖値コントロールをしています。日本には糖尿病患者と予備軍を合わせて2000万人以上いるという調査結果があります。

あなたの家族、そしてあなた自身も、もしかしたら予備軍かもしれません。ぜひとも、上手な食事のとり方と毎日の運動を心がけてくださいね。

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