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メールの書き出し「お疲れさまです」が相手にとって迷惑な理由

石川和男(税理士/社会保障経済研究所代表)

2020年04月24日 公開 2022年12月28日 更新

 

受信通知はオフにして集中力をキープ

【6】複雑な内容なら電話で伝える

個人相手に複雑な内容を伝えるとき、メールだと、打つほうも読むほうも大変です。必要に応じて、電話やテレビ会議システム、あるいは対面で会うなど手段を使い分けましょう。

何往復もやり取りしても正しく伝わらないメールが、電話なら1分で正確に伝わることがありますし、謝罪のメール作成に長い時間をかけるくらいなら、いっそ直接会いに行くほうが短時間で解決につながる場合もあります。

【7】メールの受信通知はオフにする

新着メールが届くたびに通知が届くと、目の前の仕事に集中できませんよね。受信通知はオフにするのがベターです。

【8】メール返信の制限時間を15分にする

1回のメール返信にかける時間を最大でも15分と決めましょう。メールを開く時間を決めている人は多くても、終わらせる期限を決めている人は少ないはず。

私は1回15分(これもポモドーロ・テクニックの進化形です)と決め、その時間にできるだけ多くのメールに返信するようにしています。

15分を過ぎた時点で返信文の作成が途中のときは、3分まで延長できることにし、その3分間は、しゃれで「ロスタイム」と呼んでいます。


参考になるものは、個人だけでなく、チーム全体で取り入れて、メールに振り回されることなく、便利に活用してください。

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