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コロナ禍で副業のチャンス拡大! 「スモールビジネス」に注目が集まる理由

森田洋生(フクダヤ代表)

2021年02月10日 公開 2022年10月20日 更新

商品の仕入先・利幅の確定・出品もネットで完結

需要の高い商品を見つけたら、その商品画像を保存しましょう。実はもうこの作業だけで、流通価格より商品単価を安く手に入れられる仕入れ先は見つけられます。多くの場合、ブランドの商品画像は、各種販売サイトで同じものが使われていることがほとんどです。

Googleは画像検索機能を搭載しているので、探したい商品画像を入れるだけで同じ画像を使用している物品の販売先を検索結果として表示してくれます。その販売先での販売価格が自分が出品しようと考えているサイトの流通価格よりも安ければ、その商品は「買い」の対象です。

ランキング上位に入っている商品を順に確認しながら、その中で利幅の大きくて取引に向いている商品を選定すればいいのです。昔は色々な海外サイトをあらかじめ知っておいて、わざわざ商品を調べる手間がかかりましたが、画像検索機能のおかげでそういった苦労はいりません。

ただし、海外サイトからの購入は偽物が紛れている可能性があるので、本物保証が付いているサイトから購入する必要があります。一つの目安として会社が設立してから日が浅いサイトは疑った方がいいでしょう。

また、Paypalなどのオンライン決済サービスで購入してください。クレジットカード番号の直入力は情報を抜かれる恐れもあるため、危険です。実際に仕入れた際も、不良品でないかと同時にギャランティカードは必ず確認してください。

バイマの場合、出品している側は商品とギャランティカードを査定に出し、出品している商品が偽物でないことを証明する必要があるのですが、これにより安心してサイトから購入してもらえます(なお、購入者は買った後でも無料で査定してもらえます)。

商品保証の観点から考えると、自社サイトを立ち上げるよりも、こうした販売サイトを利用した方が良いでしょう。

なお、フリマアプリとして有名なメルカリはBUYMAのような保証サービスがないうえ利用層に若者が多いため、高価格帯のブランド品の出品には何かと不向きですのでオススメしません。

 

地方のアウトレットモールにもチャンスは隠れている

地方のアウトレットモールのテナントは仕入先として優秀です。郊外にあるため足を運ぶには不便ですので、買いたいブランドや商品の方向性が決まっているのであれば、電話で商品在庫について問い合わせてみてください。

アウトレットモールでは格安でも売れ残っているのに、ネットではそれより高くても売れるというのは不思議な気もしますが、売る場所によって価格も変わるということなのでしょう。

 

ライバルが多い商材で勝負したいなら

ランキングに頻繁に乗る売れ行きがいい商品は、他の業者も出品を狙っていることがあります。商材の在庫の捌け率が悪くなった場合は、同じ商品の出品者がいないか確認しましょう。

ライバルがいる場合は、他の出品者との価格競争になってきます。そういった事態になった際、私は仕入先と交渉し複数購入することで全体の仕入れ値を下げてもらい、価格競争の中で勝ち残っています。

もし副業として片手間にやっているだけなら、その商材のみに資本を投下するべきか検討するタイミングです。価格競争が起きているタイミングでは大量購入できる業者の一人勝ちになるため、副業として細々とやりたい人は別の商材に切り替えた方がいいでしょう。

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ネット物販業は楽天経済圏とも相性が良い

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