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「女性の多い人気店は苦手...」いま“美容室のサブスク”が男性にウケる納得の理由

吉澤恵理(医療ジャーナリスト)

2022年06月10日 公開 2022年07月05日 更新

 

半年でサブスク利用者は500人に

『EN』のサブスクはカットと脱毛に関しての定額制であり、カラーやパーマ、ヘッドスパなどはそれぞれの価格となる。また、理容室のメニューである顔剃りも追加メニューとしてオーダーでき、好評だという。

「サブスクに『お得感』を感じて利用し始めたお客様から、定期的にカットや脱毛などの手入れをすることでいいコンディションを保つことができ、囲から『印象が変わった』『かっこよくなった』と言われ、さらに美容に興味を持つようになったというお話を伺います。

やはり、男性にとっても外見を整えることは大きなメリットがあると感じています。今後も多くの男性がカッコよくなるためのお手伝いをしたいというのが私の夢の一つです」

『EN』のオープンから半年が経過し、すでにサブスクの利用者は500人を超え、現在は新店舗のオープンに向け準備中だ。

「全国どこでも『EN』のサブスクを利用していだだけるように全国、10店舗の展開を目指しています』

令和元年には美容室は25万4422軒で過去最高を更新している。美容室が生き残るためには、『EN』のように利用者のニーズをいち早く捉え、新たなサービスを提供することがカギかもしれない。

【吉澤恵理(よしざわ・えり/薬剤師、医療ジャーナリスト】
1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業(現、東北医科薬科大学)。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

 

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