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AI時代の最重要スキルは「プロマネ」だ

2018年08月20日 公開

三木雄信(トライオン代表取締役)

孫社長の締め切りをすべて守ったそのスキルとは?

最速!プロマネ仕事術

ソフトバンク社長室長時代、孫正義社長から数々のプロジェクトを“むちゃぶり”された三木雄信氏。厳しい納期を必死でクリアする中で身につけたノウハウをまとめたのが、近著『孫社長の締め切りをすべて守った 最速!「プロマネ」仕事術』だ。

プロマネとは、プロジェクト・マネジメント(またはプロジェクト・マネージャー)の略だが、三木氏は「このスキルこそがAI時代の最重要スキルになる」と断言する。その理由についてうかがった。

 

「プロジェクト的な仕事」が急増

まずは、あなたのスケジュール帳を開いてください。

そして今日一日、あるいは今週でもいいので、自分がやった仕事をざっと振り返ってみましょう。

さて、その中に「プロジェクト的な仕事」はどれくらいあったでしょうか。

「今はプロジェクトなんて抱えてないけど?」

そう思う人もいるかもしれません。でも、誤解しないでください。

私が言っているのは、あくまで〝プロジェクト的〞な仕事です。

「プロジェクト的な仕事」の定義とは、次の通りです。

①明確な納期または締め切りがあり、ある一定期間に行なう仕事

②(日々継続的に仕事を一緒にしているわけではない)他部門の人、あるいは外部の企業や個人と共同で進める必要がある仕事

③過去にやったことがない仕事で、達成したい目標は定まっているものの、それを実現する具体的な手段や手順があらかじめ明確になっていない仕事

いかがでしょうか。

こんな仕事なら、あなたの日常業務の中にもたくさんあるのではないでしょうか。

 

近い将来、「ルーティンワーク」は消滅する

こうして定義するとわかる通り、むしろ「プロジェクト的ではない仕事」のほうが少ないのではありませんか?

ひと昔前まで、こうした「プロジェクト的ではない仕事」はルーティンワークと呼ばれ、日本の会社で働くホワイトカラーの業務の大半を占めていました。

しかし今ではルーティンワークは激減し、どの業界や職種でも「プロジェクト的な仕事」の割合が急増しています。

もっと言えば、近い将来、ホワイトカラーのルーティンワークは消滅するというのが私の予測です。

いわゆる〝日常業務〞の内容が、今まさにガラリと変わりつつあるのです。

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著者紹介

三木雄信(みき・たけのぶ)

トライオン〔株〕代表取締役社長

1972年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱地所㈱を経て、ソフトバンク㈱に入社。27歳で同社社長室長に就任。孫正義氏の下で「Yahoo!BB事業」など担当する。 英会話は大の苦手だったが、ソフトバンク入社後に猛勉強。仕事に必要な英語だけを集中的に学習する独自のやり方で「通訳なしで交渉ができるレベル」の英語をわずか1年でマスター。2006年にはジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオン㈱を設立し、2013年に英会話スクール事業に進出。2015年にはコーチング英会話『TORAIZ(トライズ)』を開始し、日本の英語教育を抜本的に変えていくことを目指している。2017年1月には、『海外経験ゼロでも仕事が忙しくでも 英語は1年でマスターできる』(PHPビジネス新書)を上梓。近著に『孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術』(PHP研究所)がある。

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