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「面白い話」ができるようになる秘訣とは!?

2019年01月23日 公開

渡辺龍太(放送作家)

誰でも「話の面白い人」になれる8つのテクニック

「やたらと話が長い人」や「愚痴が多い人」の話を「つまらない」と感じる人は多いだろう。だが、自覚の有り無しは別にして、ついついこういう話し方をしてしまうことは誰にでもある。そんな「つまらない話」を面白くするにはどうすればいいのか。そのためのちょっとしたテクニックを、放送作家の渡辺龍太氏にうかがった。

 

面白い話をするのにセンスは不要!

「面白い話ができない」「気の利いた受け応えができない」「話が続かない」など、会話に関して悩みを持っている日本人は多いかと思います。日本では、会話やコミュニケーションを学ぶ機会はほとんどないので当然と言ったら当然かもしれません。私も、10代の頃は人とのコミュニケーションに悩んでいた一人です。

 でも、ある程度「面白い話」なら、練習すれば誰でもできることに気づきました。それは、高校卒業後に留学したアメリカで出合った「インプロ」──日本語で言う「即興」のメソッドを会話に取り入れることでした。話し上手と言われているアメリカの政治家や経営者も、実はこのメソッドを学んでいる人が少なくありません。

 とはいえ、難しいテクニックが必要になるわけではありません。目の前で話す相手の思考を探り、いかに自分の思考をすり合わせていくか──つまり、相手を見て、「会話のロジック」を合わせていくことが重要となるのです。

 大人同士で会話をしていると、勝手に、相手も自分と近い関心事や価値観、知識を持っていると思い込み、話をしてしまうことがあります。特に日本は「あうん」で共有できる部分が大きいので、簡単に話が通じ合うと思いがちですし、相手も、多少わからなくても会話を止めることはあまりないでしょう。

 しかし、関心事や価値観、知識は本来、人それぞれ異なります。そこに気づかず話を進めてしまうから、どんどん話がズレていったり、相手に「話がつまらない」「盛り上がらない」などとマイナスの印象を持たれてしまうのです。

 会話上手の人は、相手の反応や言葉をつぶさに観察しています。それはリアクションから、相手の捉え方や価値観を探り、「会話のロジック」をすり合わせる作業をしているのです。

 

いきなり「ジョブズ」を目指してはならない?

 さらにもう一つ、会話上手になるコツを言うと「声の大きさ」です。私自身の悩みでもありましたが、声が小さくて聞き取りにくいと、「えっ?」と聞き返されることが多くなって、そのたびに焦って話に集中できなくなってしまいます。

 声を改善するために私が取り組んだのは「一人カラオケ」です。空き時間や仕事後に30分ほど歌う。すると、自然と声が大きくなり、通りも良くなってきます。通勤のクルマの中で、声を張って歌うのもお勧め。筋トレのようなもので、習慣にして続けていくと、通る声で話せるようになってきます。

 滑舌や声色の悪さに悩まれている人もいるかもしれませんが、話のプロでもアナウンサーでもなければ、気にすることはありません。むしろ、会話や話し方に悩みを持つ人に多いのは「目標が高すぎ」問題です。

「スティーブ・ジョブズのようにプレゼン上手になりたい」と思うのは、小学5年生が東大に受かりたいと悩むようなもの。そこそこ会話上手で、相手に伝わる話ができればOK。目指すところは会話上手であることを見せつけるのではなく、相手と楽しい時間を過ごし、お互いを知ることなのですから。

 会話に悩む人は、自分しか見えていないことが往々にしてあります。自分中心の世界から離れて、相手をよく知ろうと思ったとき、会話上手への道が始まるのです。

では、次ページより、ありがちなお悩みの解決法を紹介していきます。

次のページ
つまらない話を面白くするテクニック・その1 >



著者紹介

渡辺龍太(わたなべ・りょうた)

放送作家

幼少期より内気な性格でコミュニケーションが苦手だったが、アメリカ留学時に受けた、ハリウッド流のインプロの授業がきっかけとなり、気の利いた会話が瞬時にできるように。その後、インプロや心理学を学び、日本人向けの即興力研究に注力。帰国後は、放送作家やアドリブ講師として活躍。著書に、『1秒で気のきいた一言が出るハリウッド流すごい会話術』(ダイヤモンド社)。

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