あなたの価値は仕事だけで決まらない...「職場がしんどい」人に勧める7つの習慣
2023年08月23日 公開
心を守る働き方
できる範囲で考え方や習慣を変えて、職場の「しんどい」を減らしていきましょう。
1. いつもより1時間長く寝る
仕事やプライベートでたくさんのやることに追われて、毎日ヘトヘトですよね。そんなあなたが元気に活動するためには、心と体を休ませてエネルギーを充電することも必要です。
それには、しっかりと睡眠をとることが大切です。あなたも「7時間半以上は寝たほうがいい」といったことを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
でも、「忙しくてそんなに時間をとれない!」と思って、最初から諦めているのかもしれませんね。いきなり7時間半以上の睡眠時間をとることを目指すのではなく、まずはいつもより1時間だけ睡眠時間を増やすことを目標にしてみてください。それだけでも翌日にスッキリした感覚を実感できます。
2. 身体的な心地よさを感じる
毎日、体全体に力が入ってしまってカチコチではないですか。張りつめた緊張感のある毎日を心穏やかに過ごすために、まずは、あなたの体の緊張がとれる時間を、積極的に作ってみてください。
体の緊張をとるために、体が心地いいと思えることをやってみましょう。たとえば、マッサージやストレッチなどもいいですね。ほかにも、サウナやエステなどの利用もスッキリします。
暑い季節でも、家ではシャワーだけで終わらせずに、ゆっくりと湯船につかって体を温めるようにしましょう。分けてもいいので、合計10分は湯船につかるようにしてみてください。
3. 自然に触れる
人間関係に疲れたときは、その場から離れて自然と触れ合うようにしましょう。職場の張りつめた空気とは違って、自然からの新鮮な空気を吸い込むだけでもリフレッシュすることができます。
ハイキングまでしなくても、近くの公園のベンチに座ってボーッとするだけで構いません。今まで気にも留めなかった自然の美しさや変化に心を奪われて、非日常を楽しむことができるでしょう。
さらに、厳しい環境でも一生懸命に生きている自然の生命力を肌で感じることで、明日からの生きるパワーをもらえますよ。
4. 話を聞いてもらう
しんどいことを一人で抱え込まないようにしてください。家族や友人など、あなたが信頼できる人に、苦しんでいる内容を素直に話してみましょう。たしかに、そこには抱えている問題を直接的に解決するヒントはないかもしれません。しかし、話を聞いてもらって、誰かに「つらさを分かってもらえる」と感じられるだけで、心はかなり軽くなります。
もしかしたら、話しながら涙が止まらなくなるかもしれません。しかし、抱えているネガティブな気持ちを思い切り外に出すことは、心を守るうえで、とても大切なことです。まったく我慢する必要はありません。
5. 事実と主観を分けて考える
自分に自信がもてないときは、周りの目が気になって「使えない奴だと思われている」「同僚から嫌われている」などとネガティブな考えがグルグルしますよね。他にも「朝から上司の機嫌が悪い」という出来事(事実)に対して、「私が何かトラブルを起こしたのかも...」という主観を敏感に抱き、不安が大きくなることも。
このようなときには、事実と主観を簡単に結びつけないように注意しましょう。あくまで事実は、「上司の機嫌が悪い」ということだけ。本当の理由は、好きな野球チームが連敗しているだけかもしれません。「本当に自分に関わることが原因なら、何か言ってくるだろう」と、ドーンと構えていれば大丈夫です。
6. 100点を求めない
仕事に一生懸命に取り組むあなたは、どんな仕事でも常に100点を目指していませんか。締め切りギリギリまで何度も見直しては、「これで大丈夫だろうか」と不安でいっぱいになっているかもしれません。そのプレッシャーは、どんどん心を削っていきます。
まずは「60点でもいいので、仕事を終わらせて確認してもらう」という気持ちを大切にしてください。実は真面目なあなたが思う60点は、周りから見たら120点くらいだった、なんてこともよくあります。このような経験を繰り返して、「これくらいで大丈夫なんだ」という感覚を身につけ、心に余白を持てるようにしましょう。
7. 限界を超えないようにする
あなたは昔から「人に迷惑をかけてはいけない」という教えを忠実に守っていませんか。社会人になっても、その強すぎる責任感ゆえに「限界なのに、お願いされたら断れない」と悩んでいるのかもしれませんね。
しかし、もしお願いを断ったとしても、あなたが全ての居場所を失うわけではないので、気にする必要はありません。
そもそも、あなたが無理をして一人で抱えすぎるほうが、組織全体としては生産性が低下する可能性があります。とても前向きな意味で「自分の代わりはいくらでもいる」と思いつつ、「既にたくさん仕事を抱えているので、ごめんなさい」と簡単に理由を述べて断って、限界を超えないようにすることが大切です。