日本のうなぎやアンコウに感動する外国人...Momoka Japanが語る「日本食の魅力」

登録者数80万人超えの大人気YouTubeチャンネル「Momoka Japan」で取り上げられた動画の中から、選りすぐりのエピソードをコミカライズした『Momoka Japan 外国人が日本食を食べて感動が止まらない』(講談社）が発売されました。

講談社にて行われた出版記念の記者会見では、Momokaさんの出版にあたっての思いや、これまでの動画撮影で印象的だったエピソード、日本食の魅力について存分に語られました。

まさかバズるとは思っていなかった

「外国人が日本食を食べる」リアクション動画を6年前から投稿しているMomokaさん。そのきっかけは何だったのでしょうか。

「大学在学中に動画の投稿を始めたのですが、当時は英語の勉強中で、さらにYouTubeにも、食にも興味があったので始めました。始めたときは、まさかここまでバズるとは思ってもいませんでした。

たくさんの方に動画をみてもらってポジティブなコメントをいただいたり、外国人の方に日本食を食べて喜んでもらえるととても嬉しいです。そして、昔から漫画が大好きなので、今回まさか漫画化してもらえるなんて感動です」

これまで数多くの動画を投稿しているMomokaさん、特に印象的だったのは「初来日でうなぎを食べた外国人」のエピソードだそう。

「全部の撮影に思い入れがありますが、700万回再生されている"うなぎを食べた外国人観光客"の方は特に印象に残っています。先日再来日されたので、久しぶりに再会できました。今回出版された本を直接プレゼントできて嬉しかったです」

「海外の日本食」と「日本の日本食」はどう違う?

Momokaさんの動画を見てみると、うなぎやアンコウのから揚げなど、"通な日本食"も外国人には人気のようです。一見意外に感じますが、外国人にも日本食が好評な理由は"だし"にあるのでは?とMomokaさんは推測します。

「日本食は、だし文化ですよね。だしのうま味が、日本食を特別にしていると思います。外国人も日本人も、おいしいと思うものは同じなんじゃないでしょうか。でも、やはり外国人にうける鉄板の日本食は"和牛"です。口の中でとろけるお肉は日本特有でどの方にも驚かれます。私自身も和牛が好きです（笑）」

昨今では海外にも日本食が進出していますが、Momokaさんがこれまで外国人から聞いた話では、海外の日本食と日本の日本食には違いがあるんだとか。

「海外ではスシとラーメンが一般的です。ラーメンは、日本で食べたほうが美味しいのに、海外では3～4倍もの値段がすると皆さん仰っています。さらに、海外のスシはマヨネーズがたっぷりで、冷凍のおさかなで作られているところが日本のものとの違いだそうです」

最後に今後の活動について、Momokaさんから意気込みが語られました。

「いまのスタイルの動画を続けつつ、今後は海外に住んでいる方にも、日本食を伝える海外ロケができたら楽しそうだなと思っています!」