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生き方

【マンガ】正解にとらわれて苦しくなったら? 矢部太郎さんが見つけた答え

矢部太郎(芸人・漫画家)

2025年07月30日 公開

最近、"間違った方に進むのは無駄"という意識が世間で強まっているのではないでしょうか。しかし、そればかりだと失敗できないというプレッシャーを常に持つことにもつながります。矢部太郎さんの新刊『ご自愛さん』より、矢部さんがテレビ番組のロケでSUP(サップ)をしたときの出来事をご紹介します。

※本稿は、矢部太郎著『ご自愛さん』より内容を一部抜粋・編集したものです

 

正解とは

正解しなければいけない!なんだかあらゆることに正解と間違いがあって、間違えると損をする。そんな気持ちで日々を生きてしまっているような気がします。

レジャーや観光のような楽しいことにも、膨大な情報の中から正解を選びとるべし、そんなプレッシャーを感じます。

そんな中、なるようになれ!と楽しむことに身を委ねてみたところ...... 水没。

でも、そこには、上手く乗ることとはまた違う気持ちよさ、解放感がありました。

視聴者のみなさんにも、本当の楽しさが伝えられたかもしれません。

スタジオでVTRを見たMCの方は、「憑き物が落ちた顔してる」と言っていました。

著者紹介

矢部太郎(やべ・たろう)

芸人・漫画家

1977年、東京都生まれ。1997年、お笑いコンビ「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、俳優としても活躍する。はじめて描いたマンガ『大家さんと僕』(新潮社)で、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。シリーズ累計135万部の大ヒットとなった。そのほかの著書に『ぼくのお父さん』『プレゼントでできている』(以上、新潮社)、『楽屋のトナくん』(講談社)、『マンガ ぼけ日和』(原案 長谷川嘉哉、かんき出版)、『矢部太郎の光る君絵』(東京ニュース通信社)などがある。

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