はあちゅうが学んだ教訓「他人を応援できない人は、ネットから消えていく」
2018年12月18日 公開 2024年12月16日 更新
<<インフルエンサーになるためには? コンテンツはどう作る? SNSはいかに活用して伸ばしていく? 作家・ブロガーのはあちゅう氏と、著書『頭の良い説明は型できまる』がスマッシュヒット中の犬塚壮志氏のトークイベントがPHP研究所にて開催された。
イベント内では、はあちゅう氏のコンテンツ戦略、SNS戦略のメソッドに犬塚氏が迫る中、なぜはあちゅう氏が有為転変のネットの世界で長年生き残れているかについても話題となった。ここではその一節を紹介する。>>
※本稿は2018年8月にPHP研究所にて開催されたイベント「これからの人生100年時代を⽣き抜くパーソナル・ブランディング講座」の内容を一部抜粋・編集したものです。
インフルエンサーへの第一歩は、コツコツと「信頼」を蓄積すること
(犬塚)世の中、特にインターネットにおけるコンテンツは膨大にあるのに、はあちゅうさんのコンテンツは"売れて”いますよね? そのなかでも特に僕が興味を持ったのが、はあちゅうさんが投稿しているnoteの記事について。
noteは文章や画像などを投稿して、それぞれの記事について閲覧の無料、有料を設定できます。僕が気になったのは、はあちゅうさんがそれぞれの記事の"跳ねたか跳ねなかったか"の結果を細かく見ているのかということなんです。
(はあちゅう)見ていますね。最近最も売れた記事は、「とある男性が飲み会の時に使ったモテるためのテクニック」なんです。
元LINE、現在はZOZOに在籍しているインフルエンサーの田端信太郎氏が、その記事をすごく面白がってくれて、それをきっかけに次々と多くの人がSNSなどでシェアしてくれて。それでコンテンツが跳ねました。やはりネットでコンテンツを流通させるためには、インフルエンサーにシェアされることが必須ですね。
といっても、インフルエンサーはそんな簡単にピックアップしてくれないわけですよね。そこで、これからコンテンツを強化していこうという人に私がオススメしてる、"2つの方法"があります。
まずひとつ目は信頼を蓄積すること。
私のnoteのコンテンツが売れたのは、「田端さんがツイートしているから、これは面白いコンテンツなんだろうな」という信頼が多くの人に伝わったから。ただ、インフルエンサー側から考えると、何も信頼の無い人のコンテンツはなかなかシェアしづらい。
私の場合は、毎日のようにTwitterで様々な情報を発信していることが一定の"信頼"になっています。そして、ふだん私の無料のコンテンツだけに触れている人の中から、興味が深まって有料のコンテンツも見てみたいと思う方も生まれるわけです。
ですので、まずはコツコツと発信して信頼を蓄積していくことおすすめします。