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SNSでバイト募集 店長がやってはいけない「5つのNG行為」

平賀充記(ひらがあつのり:ツナグ働き方研究所所長)

2019年02月18日 公開 2022年08月16日 更新

募集でSNSを使う上でやっていいこと、やってはいけないこと

私たちの生活にとってもはやなくてはならないメディアであるSNS。これを上手に活用できていますか?

「もちろん、店舗のアカウントは作ってあるよ」という人も、これを採用という面では生かして切れていないのであればもったいないことです。
まずはもっとも身近でもっとも手軽な手段であるこのSNSの使い方を見直してみましょう。

今、日本でよく利用されている代表的なSNSといえば「フェイスブック」「ツイッター」「LINE」「インスタグラム」が四天王でしょう。
そのなかでもアルバイト採用に最も効力を発揮するのが「ツイッター」です。

国内の月間アクティブユーザー数は4500万人。若年層をターゲットにしたプロモーション施策にはぜひ活用していきたいSNSだといわれています。

ツイッターのいちばんの特長は発信力の強さ。さまざまなトピックスやニュースがリアルタイムに流れてくるニュースメディアにも近い存在です。だからこそ求人募集に適しているのです。

じつは、すでにツイッターには35万件を超える求人案件が投稿されています。

ちょっと覗いてみるだけでも、ラーメン店、韓国料理店、ロンドンパブ、花屋……、さまざまな業態の募集があります。もしあなたのお店が採用にツイッターを活用していないのなら、ぜひ挑戦してみてください。

では、どうやって募集を出せばいいかとういと、基本的には通常の投稿と同じです。

(1)「お店」や「職場」のアカウントを登録する
(2)画像や紹介文、URLリンクなどを入れてページを整える
(3)ハッシュタグに「スタッフ募集」「アルバイト募集」「地域名」といった言葉をつける
(4)アルバイト募集している旨をつぶやく
(5)応募者とやりとりする

投稿する内容には、「勤務時間」「時給」「簡単な仕事内容」など、基本的な募集条件を記す必要がありますが、ここで大事なのがハッシュタグです。

このハッシュタグとは、#のあとにキーワードを入れることでその投稿がタグ化され、同じキーワードを検索した閲覧者が投稿にたどり着くというシステム。

本文のあとに#スタッフ募集 #アルバイト募集 #新宿 などとタグを入れておけば、「近場でいいバイト先はないかな?」と探している人が店の投稿を見てくれる可能性があるというわけです。

そして、この投稿を見た人から応募のつぶやきが返ってきたら、やりとりをして面接へと進んでいけばOKです。

これは、ツイッターにかぎらず、Facebookやインスタグラムなどでも応用できます。

逆に、SNS採用においてやってはいけないことは次の通りです。

【1】一度投稿しただけで募集した気になっている
【2】スマホの通知昨日がOFF
【3】自動返信ツールなどを使って投稿してしまう
【4】タイムラインをこまめにチェックしていない
【5】やりとりを、SNS内で完結できていない

【1】【2】【4】は、リアルタイムレスポンスが重要であるという観点から。

そして、意外とやりがちなのが【3】です。自動で返信などをしてくれる便利なツールも存在しますが、応募者が一対多でコミュニケーションをとられていることに気づいたら、確実にシラけます。

【5】も同じような温度感の問題。たとえばツイッターユーザーはツイッターが好きなのです。ほかのSNSやメールに移行した時点で、せっかくの応募者の熱は冷めてしまいます。

以上のことに注意して、SNSを活用してください。

次に、実際にこのSNSを使って採用に成功した事例をご紹介しましょう。

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お店のファンは、辞めにくく熱心な人材になる

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