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あの「マインドフルネス」を超える!? アメリカのセレブが続々とハマる“瞑想”

ボブ・ロス、かんき出版編集部

2019年05月29日 公開 2024年03月21日 更新

アメリカをはじめとする諸外国で、ヨガや瞑想、マインドフルネスなどがセレブリティを中心にブームとなっているのはみなさんご存知の通り。これは、現代社会にストレスが蔓延していることも大きな要因だろう。

人々は、深いリラックスとストレスからの解放をヨガや瞑想に求めているのだと思われる。そんな中、長い間、世界中のセレブに支持されている瞑想があるという。

海外セレブのほか、世界で600万人もが実践しているというその瞑想は、一体どんなものなのだろうか。アメリカで人気の瞑想家ボブ・ロス氏の著書『世界のセレブが夢中になる 究極の瞑想』を基に紹介する。

※本稿はボブ・ロス著、大嶋祥誉監訳、桜田直美翻訳『世界のセレブが夢中になる 究極の瞑想』(かんき出版刊)の内容を一部要約したものです。

 

世界のセレブが夢中になる「超越瞑想」

一過性のブームではなく、数十年もの長い間、世界で大きな人気を誇っている瞑想がある。それが「超越瞑想(TM)」だ。

俳優のヒュー・ジャックマンやマイケル・J・フォックス、グウィネス・パルトロウ、ラッセル・ブランド、世界最大のヘッジファンド創業者のレイ・ダリオ、ハフポスト創設者のアイアナ・ハフィントンなど、数え上げればきりがないほどの世界のセレブたちがこぞって実践していることが知られている。

さらには、その効果が認められて、大手企業や学校、軍隊、スポーツチームでも広く取り入れられ、今では世界で600万人もの人が実践しているのだという。

40年以上にわたって一日も欠かすことなく超越瞑想を実践してきたという映画監督のデヴィッド・リンチは、この瞑想法をもっと多くの人々に伝えたいという思いから、デヴィッド・リンチ財団を設立し、必要としている人々が超越瞑想を学ぶことができるように経済的支援を提供している。

いったいなぜ、セレブ達はこの「超越瞑想」に夢中になるのだろうか?

全米ベストセラーの『世界のセレブが夢中になる 究極の瞑想』(かんき出版)著者であり、デヴィッド・リンチ財団CEOであるボブ・ロスによると、「超越瞑想」とは、ポジティブな力を持つマントラを使った瞑想法で、心の奥深くに存在する完全に静かで穏やかな場所にアクセスする方法だという。

活発に思考していた心が自然と静寂な状態になり、さまざまな思考や感情を文字通り「超越」することで、深い覚醒を体験できるのだそうだ。
いわゆる、アスリートの世界で言う「ゾーンに入る」という状態だ。

この「超越瞑想」は、5000年以上にわたって、きちんと訓練を受けたプロの教師から生徒へと一対一で伝えられてきたという。グループで教えたりすることもなければ、本で具体的なやり方を伝えることもない。

教師はそのとき、それぞれの生徒に合ったマントラを与える。マントラとは瞑想のときに使う言葉や音のことで、特に意味はない。そして生徒は、そのマントラを正しく使った正しい瞑想のやり方を習う。

ボブ自身も「超越瞑想」の教師として、前述の著名人や企業家、プロアスリートのほか、一般の人々を含めて数千人の生徒に瞑想法を教えてきた経験を持っている。

数千年の歳月をかけて洗練されたこの瞑想は、現在は20分の瞑想を1日に2回行うという形が定着しているという。

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瞑想中に何かを考えても、動いても眠ってもいい

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