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テレワークで発生する“後回し病”…「すぐやる人」になる魔法の言葉

石川和男(税理士/社会保障経済研究所代表)

2020年04月23日 公開 2022年12月28日 更新

 

 何度も試していると、最終的に仕事は速く終わる

ここでポイントが1つあります。それは、動きながら、試すこと。

考えなしに行き当たりばったりで行動するのではなく、仮説を立ててそれを検証しながら動く、ということです。

ざっくりとした仮説で構いません。仮説を立てて行動する。立てた仮説が違うようなら、新たな仮説を試してみる。その過程で必要になったら情報収集を行っていくのです。

情報収集が先ではありません。仮説があって、行動してみて、初めて情報収集の必要が生まれるのです。

自動車メーカーホンダの創業者、本田宗一郎氏もこんな言葉を残しています。

「人生は『見たり』『聞いたり』『試したり』の3つの知恵でまとまっているが、一番大切なのは『試したり』であると思う」

ビジネスは限られた時間のなかで成果を出さなければなりません。情報収集に時間を取られていたら、結局、仕事が遅い人になってしまいます。

仕事が速い人は、試し続けているから仕事も速く終わるのです。

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