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荒木村重の謀反に直面した織田信長は、宣教師と何を話していたのか? 『麒麟がくる』徹底分析

前田慶次(名古屋おもてなし武将隊)

2021年01月30日 公開 2022年06月30日 更新

 

“麒麟”が迫っている

此度の放送でも、本能寺の変の原因とされる幾通りの説ともに強く描かれていた。どの説!というのを明確にするのではなく、どれであったのか?と不透明に最終回を仕上げるのではなかろうか?

オープニングの映像に変化があったのに気付いただろうか。隠れ麒麟の姿が明確に映し出されるようになっていた。これは、初回の放送と比べてもらうとはっきりと分かる。

つまり、麒麟が迫っているのである。本編でも、空だけの映像を映し出した時に夕焼けと共に雷鳴が轟いた。正に麒麟が迫ってきた事を示し、夕焼け=火とも捉えられる。本能寺の変の業火も迫っていると伝えてきた。

次回、43話「闇に光る樹」、放送も残り2回!見逃せぬな。それでは、さらばじゃ。

【参考文献】
・大河ドラマガイド 麒麟がくる完結編(NHK大河ドラマ・ガイド)
・信長公記
・「完訳フロイス日本史」(中公文庫)
・麒麟がくる ホームページ

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