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社会
『Voice』編集部
2011年07月11日 公開 2022年09月15日 更新
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いかにして日本人は祖国への誇りを、かくも失ったのだろうか。日本の近現代史を見直して、先達が育んできた価値観を取り戻そうとする提言は、グローバル化の流れに翻弄されがちな現代人にとって、まさに必読。大ベストセラー『国家の品格』につづく、新たな日本人論の誕生です。
著者は外務省の機密公電をはじめ、新資料を駆使して「防共回廊」構想の全容を解明。工作に当たった特務機関長の事跡を発掘したことは特筆に値する。「一帯一路」という新たな帝国主義で中国が拡大を続ける現代、名著を復刊し、埋もれた史実に光を当てる。
第二次大戦中、空爆を行った米軍搭乗員の処刑を命令した容疑で、B級戦犯として起訴された東海軍司令官・岡田資中将は、軍事法廷で戦う決意をする。司令官として、たった一人で戦い抜いて死んだ岡田中将の最後の記録。
次代の連合艦隊司令長官と目された逸材山口多聞少将。ミッドウェー海戦で敢然と敵に立ち向かい海に果てるまで、卓越した戦闘指揮ぶりを発揮しつづけた名将の生きざまと海戦の実相をえがく感動作。
初陣の中国大陸から、真珠湾、ソロモン、比島、本土と、常に最前線の空戦場裡で死闘を繰りひろげ、みごとに勝ち抜いてきた空の勇者が書き遺した感動の空戦記録。日本海軍航空隊のトップ・エースとして活躍した第二次大戦撃墜王が描く勝利と鎮魂の青春譜。
暗号解読など優れたインフォメーション解読能力を持ちながら、なぜ日本軍は情報戦に敗れたか。日本軍最大の弱点はインテリジェンス意識の欠如にあった。インテリジェンスをキーワードに日本的風土の宿痾に迫る。
河本大作大佐の“首謀犯説”が揺らぐ張作霖爆殺事件。ソ連の諜報機関、息子・張学良の関与の可能性など、新資料から昭和史の闇に迫る! 第20回山本七平賞奨励賞受賞作品
大本営参謀たちにとって、敗戦は「戦いの終わり」を意味しなかった。彼らは戦後すぐに情報・工作の私的機関を設立し、インテリジェンス戦争に乗り出したのである。五人の誇り高き帝国軍人は何を成し遂げようとしたのか。驚愕の事実がCIAファイルには記録されていた。
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読者投稿:第58回「PHP賞」受賞作
加藤一二三(将棋棋士),茂木健一郎(脳科学者)
西山昭彦(立命館大学客員教授)
髙橋理人(酒蔵コーディネーター)
日暮いんこ
鷹橋忍(作家)
入江杏(文筆家、上智大学グリーフケア研究所非常勤講師)
髙比良くるま(お笑い芸人)
越川慎司(株式会社クロスリバー代表取締役)