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接待ゴルフのマナー~一流営業マンはわざと負ける?本気でプレーする?

2016年10月18日 公開

川田修( プルデンシャル生命保険株式会社エグゼクティブ・ライフプランナー)

たとえ接待でも、わざと負ける必要なんてない

常套句の「ナイスショット!」と同じように「接待ゴルフでは、お客様に勝ってはいけない」と思っている人もいるのではないでしょうか?

私は、そんなことは全然ないと思います。

わざと負けるような変な気の遣い方をしたり、お世辞を言ったりするのは、逆に失礼ですし、相手もそんなことは望んでいないと思います。

私は普段の仕事でも、お客様から本気で相談されたときには、たとえ言いにくいことでも自分の考えを率直に伝えるようにしています。ときには業務とは関係ない、個人的な相談をされることもありますが、そのようなときはなおさらそうしています。

もちろん当たり障りのない対応をしても、自分の仕事には何の影響もないかもしれませんが、それでは深い信頼関係は築けないと思うのです。

特に経営者や社会的な地位の高い方は、見え透いたお世辞には慣れています。従業員や同業者には言えない悩みをたくさん抱え、私たちが思っている以上に孤独なのです。だからこそ、はっきり本音を言ってくれる人を求めているのだと思います。

だから私は、自分を信頼して相談してくださった気持ちに応えるためにも、言うべきときは、恐れず、自分の意見をはっきり言うようにしているのです。

そうして生まれた絆は、目先の損得よりも大切なものになっていきます。仕事でもゴルフでも、それは同じではないでしょうか。

たとえ接待ゴルフでも、わざと負ける必要なんてありません。勝ったときは喜んだっていいのです。私は「今日は僕の圧勝でしたね」「もうちょっと練習してきてくださいよ」と、わざとふざけてニコニコして言うこともあります。

もちろんお客様のタイプにもよるので、フランクな発言をしても許される方かどうかを見極める必要はありますが、そう言われて怒るような人は滅多にいません。

「言ったな、望むところだよ!」「次は負けないからな!」

そんなふうに笑顔でリアクションされることがほとんどです。社会的地位の高い方になればなるほど、むしろ素直な接し方を喜んでくださるんですね。

ゴルフをするときは、誰もが本気でプレーしているものです。本気でやっていることには本気で応える。それが本来の礼儀なのではないでしょうか。

お客様とゴルフをするときでも、ベストを尽くしましょう。

著者紹介

川田 修(かわだ・おさむ)

プルデンシャル生命保険〔株〕 エグゼクティブ・ライフプランナー

(著者写真撮影:梅沢香織)

1966年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、89年に〔株〕リクルート(現・〔株〕リクルートホールディングス)入社。97年、プルデンシャル生命保険〔株〕入社。営業職の最高峰であるエグゼクティブ・ライフプランナーとして活動するかたわら、講演・研修など、多彩な活動を行なう。著書に『かばんはハンカチの上に置きなさい』(ダイヤモンド社)、『一流の営業マンはなぜお客様から何度もゴルフに誘われるのか』(PHPビジネス新書)などがある。

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