「飲み会」という武器を封じられた上司…テレワークでは“人間関係”で部下は動かない

「画面越しでも、相手の心に響く説得術」を身につける

オンライン会議で画面を通して会議の出席者を説得する、旧来の人間関係に頼らずに相手を説得し、動かすためには、これまで以上に理路整然とした、抜け穴のない説明を行うことが重要になってきました。

そのため、短時間で相手を説得するために管理職が身につけるべきことは、説得力が高く部下を動かす力を持った論理的な説明資料を事前に用意することです。意識すべきことは、これまでよりも、資料の重要性が高まったということです。

「秒速で人が動く数字活用術」（PHP研究所）では、サイゼリヤ株式会社、アパレル会社である株式会社ワールド、餃子の王将を展開する株式会社王将フードサービス、日高屋を展開する株式会社ハイディ―日高などの実在する企業が公表している決算数値を用いて解説をしています。

まずは、「①たくさんの情報を伝えることよりも重要な情報をインパクト強く表現する」「②反論させない論理的なストーリー構築」「③MECE、ロジックツリー、フェルミ推定の実務での活用」を心がけると良いでしょう。