【映画情報】傑作ミステリー&サスペンス大作
2011年01月08日 公開 2024年12月16日 更新
容疑者の娘と、被害者の息子。憎しみのなかに宿った光は、残酷な真実を隠す-。
『白夜行』
1980年、密室となった廃ビルで、質屋の店主が殺された。決定的な証拠はないまま、事件は被疑者死亡によっていちおう解決をみる。しかし、担当刑事の笹垣だけは腑に落ちずに、密かに事件の真相を探り続ける。そのなかで浮かび上がる、容疑者の娘・雪穂と被害者の息子・亮司。まったく面識がないはずの二人の周辺で不可解な事件が続発していく。そして、二人の意外な関係が姿を現わしはじめる......。
東野重吉ミステリーの最高傑作とも謳われる原作の映画化。19年の時を経て、明らかになる真相と悲劇。人のなかに宿る光と影が絶妙だ。ラスト30分、衝撃の真実から目が離せない。
監督:深川栄洋 原作:東野圭吾『白夜行』
出演:堀北真希/高良健吾/船越英一郎/田中哲司/戸田恵子ほか
1月29日(土)より、新宿ピカデリーほか、全国公開
配給:ギャガ
暴走列車による大惨事へのカウントダウン-。最後の希望は2人の男に託された!
『アンストッパブル』
ペンシルバニアの操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備員のミスによって無人のまま走りだした。全長800mにも及ぶ777号は、大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載。そして、777号の向かう先には人口の密集した市街地......。そのころ、同じ線路で旧式機関車1206号を走らせていた、ベテラン機関士と若手車掌のコンビが777号の追跡を開始。決死の覚悟で暴走列車に立ち向かう-。
2001年、アメリカで実際に起きた鉄道事故をもとに製作された本作。時速100km以上の暴走列車はまさに恐怖のミサイルのようだった。ラストまで息を呑む、臨場感あふれる超大作だ。
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・パイン/ロザリオ・ドーソンほか
TOHOシネマズ日劇ほか、全国公開中
配給:20世紀フォックス映画