10年間でビジネスパーソンに人気の著者は? 本の要約サービスが明かすTOP10
2023年06月30日 公開 2023年12月14日 更新
ビジネスパーソンが"今読むべき本"を厳選し、1冊約10分でそのエッセンスをインプットできる本の要約サービス「flier(フライヤー)」。多くのユーザーに愛されて累計会員数は106万人を突破したflierは、2023年6月4日に10周年を迎えました。話題のベストセラーから定番の名著まで、これまでに紹介してきた本は3200冊以上。
今回はそのなかから、10年間で「もっとも読まれた著者」をランキング形式で紹介します。誰もが知っているあの人や、その分野の最先端を走る人、歴史を作った人物がランクイン。このランキングから、新刊が待ち遠しくなる著者が見つかるかもしれません。それでは、1〜10位をチェックしてみましょう。
1位 樺沢紫苑(https://www.flierinc.com/author/648)
2位 伊藤羊一(https://www.flierinc.com/author/1443)
3位 メンタリストDaiGo(https://www.flierinc.com/author/1055)
4位 堀江貴文(https://www.flierinc.com/author/56)
5位 永松茂久(https://www.flierinc.com/author/2598)
6位 塚本亮(https://www.flierinc.com/author/1671)
7位 越川慎司(https://www.flierinc.com/author/1202)
8位 スティーブン・コヴィー(https://www.flierinc.com/author/287)
9位 鈴木祐(https://www.flierinc.com/author/1976)
10位 安宅和人(https://www.flierinc.com/author/12)
『アウトプット大全』の樺沢紫苑さんが1位に
10年間のflierでもっとも読まれた著者は、精神科医であり、多数の著作を持つ作家でもある樺沢紫苑さんでした。2014年からは「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」を解説し、YouTuberとしても活躍されています。
代表作の『学びを結果に変える アウトプット大全(https://www.flierinc.com/summary/1745)』 (サンクチュアリ出版)は、flierでも根強い人気を誇り、要約ランキングとしても1位に輝きました。
「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」では、『言語化の魔力』(幻冬舎)が自己啓発部門賞を受賞、総合第2位を獲得。8年間のYouTube活動で4000本以上の動画を投稿するなかで、集まったお悩みは10万件以上。それらすべてに1冊で回答することはできないという考えから、本書は生まれました。
膨大な数のお悩みに共通していたのは、「言語化」というキーワード。「言葉にすれば『悩み』は消える」と銘打たれた本書のように、樺沢さんの著作には悩んでいる心を軽くし、毎日を楽しくしてくれる、温かさがあふれています。
『学び効率が最大化する インプット大全』(サンクチュアリ出版)、『精神科医が見つけた3つの幸福』(飛鳥新社)、『毎日を楽しめる人の考え方』(きずな出版)など、樺沢さんの他の著作からは読みたい本がたくさん見つかりそうです。
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【樺沢紫苑さんのコメント】
flier"著者別ランキングベスト10"にて、第1位をいただき、たいへんうれしく思います。のべ11冊も取り上げられていたのですね。
多読、速読からアウトプット読書へ。『読んだら忘れない読書術』(16万部)。時間術に「集中力」をかけ合わせた画期的な時間術を提唱した『神・時間術』(15万部)。「アウトプット」を日本中に広めた『アウトプット大全』(72万部)。
以後、「大全」本が増えただけではなく、「右開き、縦書き」が当然のビジネス書に「左開き、横書き」という新スタイルを持ち込み、ビジネス書に革命を起こした1冊でもあります。
私も著者としての10年を感慨深く振り返ります。これらを全冊読むのは難しいでしょうから、flierの要約で「自分に必要だ」と思えた1冊を読んで欲しいです。
【プロフィール】
樺沢紫苑(かばさわしおん)精神科医、作家
1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒。2004年から米国シカゴのイリノイ大学精神科に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。「情報発信によるメンタル疾患の予防」をビジョンとし、YouTubeなどSNS累計90万フォロワーに情報発信をしている。著書は43冊。累計発行部数230万部。『アウトプット大全』はシリーズ累計90万部のベストセラー。