10年間でビジネスパーソンに人気の著者は? 本の要約サービスが明かすTOP10
2023年06月30日 公開 2023年12月14日 更新
第2位は『1分で話せ』の伊藤羊一さん
著者別ランキングで第2位になったのは、Yahoo!アカデミア学長、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の開設者として知られる、伊藤羊一さんでした。
高いプレゼン力を評価され、年間300人以上の起業家やビジネスパーソンのプレゼン指導を行っている伊藤さんですが、働き始めた頃はプレゼンが大の苦手だったと言います。それどころか、会社に通うのを苦痛に感じていたほどだったとか。
そんな伊藤さんは、「人は変われる」というメッセージを発しながら、ビジネスパーソンがより良く働くためのメソッドを紹介しています。
ベストセラーとなった『1分で話せ(https://www.flierinc.com/summary/1553)』(SBクリエイティブ)では、伊藤さんならではの「右脳と左脳」に働きかけるプレゼンの技術を凝縮した一冊です。
プレゼンのゴールは、きれいに話すことでも理解してもらうことでもなく、「人を動かす」こと。目標の置き方から目標を達成する方法まで、具体的なメソッドを紹介する本書は、実践しやすさに配慮されているのが印象的です。
『1分で話せ』の続編であり、「高速」で「正しく」動く方法について語った『0秒で動け』(SBクリエイティブ)、澤円さんとの共著で人生を振り返りながら伝える力について考えた『未来を創るプレゼン』(プレジデント社)、『僕たちのチームのつくり方』など、伊藤さんの著作はビジネスパーソンにとって学びの多いものばかり。今よりも自分の力を発揮したいと願う人におすすめです。
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【伊藤羊一さんのコメント】
フライヤーさん、10周年おめでとうございます! 当初はユーザーとして楽しませていただいておりましたが、自分の著書の要約がここで読まれることになるとは考えてもおりませんでした。
僕の著書は殆ど要約していただきました。本当に感謝しかありません。特に『1分で話せ』は多くの方に要約を読まれたと聞いております。
『1分で話せ』は、誰にでもできる「考えて伝える極意」の本です。そこは、多くの日本人が不得意とするところです。ですから、可能な限り遠くに広めていきたく、フライヤーの要約で知っていただく方が増えたのは本当に嬉しいです。
今後のご発展を心よりお祈りしております。そして僕も、どんどん材料を提供してまいります!
【プロフィール】
伊藤 羊一(いとう よういち)Zアカデミア学長 / 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長 / Voicyパーソナリティ / 株式会社ウェイウェイ 代表取締役 / グロービス経営大学院 客員教授
日本興業銀行、プラスを経て2015年4月よりヤフー。現在はZホールディングスの企業内大学である「Zアカデミア」の学長として、あるいは社外でも次世代リーダー開発を行う。2021年4月武蔵野大学アントレプレナーシップ学部を開設、学部長就任。著書に『1分で話せ』(SBクリエイティブ刊)
3位以降に続くのは...
3位以降には多方面で活躍中のメンタリストDaiGoさん、堀江貴文さん、そして、年間ベストセラーランキングで史上初の3年連続1位を獲得した『人は話し方が9割』の永松茂久さんなど、豪華な顔ぶれがランクイン。
30万部突破のロングセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(明日香出版社)の塚本亮さんや、大人気「トップ5%シリーズ」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の越川慎司さんと、多くのビジネスパーソンに影響を与えた著者らが続きます。
そして、全世界3000万部、日本国内250万部を突破した不朽のベストセラー『7つの習慣』のスティーブン・コヴィーさんが入っていることも見逃せません。『科学的な適職』(クロスメディア・パブリッシング)で「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021 」自己啓発部門を受賞した鈴木祐さん、『シン・ニホン』(NewsPicksパブリッシング)で「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」総合グランプリを受賞した安宅和人さんと、実力派揃いのランキングとなりました。
気になる著者は見つかりましたか? 読みたい本を見つけたら、ぜひチェックしてみてください。今後の刊行や、追加される要約ラインナップにもぜひご注目ください。