失敗ばかりで無くした“やる気”を取り戻す5つの方法
2023年09月06日 公開
自分のミッション・ステートメントを作成する
人生の目的に対して信念を持つと、自分の使命を実現するために必要な方向性に関して、より的確な決定をくだす自信が生まれる。
ただし、人生の目的とは、単に多くのお金を稼いだり、有名になったり、高価なものを所有したりすることではない。人生の目的に対する信念を強化する方法のひとつは、ミッション・ステートメント(使命の表明)を作成し、毎日それを唱えることだ。
平たく言うと、ミッション・ステートメントとは、どんな人間になりたいか、人生で何をしたいか、どんな価値観を追求したいかを簡潔な文章で表現したものだ。
強いインパクトを持つミッション・ステートメントを作成し、それを何度も唱えて自分の信念にしよう。それを毎日の習慣にすれば、適切な人やものを引き寄せ、成功に必要な環境をつくり、夢や目標を実現することができる。
人生の目的を明確に表現したミッション・ステートメントを書いてみよう。ただし、それは次の7つの条件を満たさなければならない。
1. 「私は~だ」「私は~する」という形式で書く
2. 現在形を用いる
3. 肯定形を使う。手に入れたくないものではなく、手に入れたいものを強調する
4. 具体的に述べる
5. 強い感情的表現を入れる
6. ミッション・ステートメントを家族や友人に聞かせる
7. 意見や感想を求める。身近な人たちはあなたの使命をより明確にしてくれる
失敗を歓迎する
失敗しないつもりでいても、誰もが失敗してしまう。だから、いつも必ず成功すると思っていたら、がっかりするはめになる。
多くのことに挑戦すればするほど、失敗のリスクは高まる。絶対に失敗しない人は、新しいことに挑戦するのを拒否している人だけだ。
新しいことに挑戦しなければ、失敗のリスクをなくすことはできるが、自分で設定した限界を突破することはできない。たしかにそれは気楽かもしれないが、見えない壁の中に閉じ込められて、成功を収める可能性が限定されてしまう。
そこで今日から失敗を歓迎し、敗北を勝利に変える機会を探そう。自分の人生に責任を持ち、道を切り開き、力強いライフタイルをめざそう。最もたくさん失敗する人は、恐れることなく果敢に突き進む人だ。
失敗を歓迎する3つの方法を紹介しよう。
1. 失敗を想定しておく:失敗は人生に付き物であることを理解しよう。
2. 失敗から教訓を学ぶ:壁に突き当たったら教訓を見つけてやり方を変えよう。
3. 失敗について相談する:失敗を恥じるより、信頼できる人に意見を求めよう。
失敗にうまく対処できなくても、心配する必要はない。初めから完璧にできる人はいない。心構えを改善して自信をつければ、やがて失敗にうまく対処できるようになる。