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深海生物を飼育スタッフが料理してみた!深海エビチャーハンって一体どんな味?

PHPオンライン編集部

2026年01月28日 公開

サンシャイン水族館「ゾクゾク深海生物」のイベントが2026年でついに10回目を迎えました。この節目を祝し、今回は過去のイベントで主役を張った「深海のスターたち」が勢揃いする豪華なラインナップとなっています。

10年という長い年月をかけて深海の魅力を発信し続けてきた同館。単に「珍しい生き物を見る」だけにとどまらない、今年ならではの深い見どころをご紹介します。

 

未利用魚という社会的テーマ

今回の展示で最も注目したいのが、社会的なテーマである「未利用魚(みりようぎょ)」に光を当てたコーナーです。

深海底曳き網漁では、狙った魚以外にも多くの生物が網に入ります。サイズが小さすぎたり、数匹しか取れなかったりするために、本来食べられるにもかかわらず捨てられてしまう魚たち。三田さんは「この命をどう活用するか一緒に考えたい」と語ります。

会場では、そんな魚たちを鮮やかな「色彩保存標本」として、スーパーの鮮魚コーナーのようなケースに展示されています。いつかこの魚たちが、私たちの食卓に並ぶ日がやってくるかもしれません。私たちの食の未来を考える、貴重なきっかけを与えてくれるはずです。

 

飼育スタッフが料理してみた!

「深海魚の食べ方が分からないなら、自分たちで色々な調理法を試してみよう!」と、飼育スタッフの三田優治さんと堀米巧都さんは実際にキッチンに立ちました。「サンゴイワシ」や「ギンメダイ」などを実際に調理し、味や見た目、調理のしやすさを独自の視点で評価。その結果はレシピチラシとして配布されており、家庭でも気軽に他の魚に応用できるよう工夫されています。

展示コーナーではレシピのチラシが配布されています。サンゴイワシの天ぷら、深海汁、未利用魚(ギンメダイ、ユメカサゴ、オオコシオリエビなど)のアクアパッツァなど...興味をそそるレシピばかり。

  • ●サンゴイワシの天ぷら:外はサクサク、中はホクホクとした食感が絶品

  • ●深海エビのチャーハン:生臭さを消すため、ごま油で香ばしく炒めるのがコツ

  • ●ギンメダイのアクアパッツァ:淡白な白身とスパイスの相性が抜群!

さらに、池袋駅東口のコミュニティ拠点「P-144×シトラバ」では、期間中これらの未利用魚を実際に食べられる特別メニューも提供されています(なくなり次第終了)。

 

高級食材も使われた「深海汁」

2026年1月25日と、3月8日、3月15日の閉館後には、1日限りの特別イベント「ゾクゾク深海フェス」が開催されます。(※1月25日のチケットは完売)

最大の目玉は、深海性のエビや未利用魚から贅沢に出汁を取った特製「深海汁」の提供です。スタッフが自ら採集した未利用魚も具材として活用されるため、その日・その時によって味が変わる「一期一会」の旨味を楽しめます。

さらに今回は10周年記念として、高級食材「アカザエビ」が丸ごと入った特別仕様も用意。こちらは当日抽選に当選した幸運な方だけが味わえる限定メニューとなっています。

 

赤ちゃんケープペンギン・まろんの成長

深海の世界を堪能した後は、屋外エリアの「草原のペンギン」水槽にもぜひ足を運んでみてください。昨年10月に誕生した赤ちゃん「まろん」が、すくすくと成長中です。トレードマークだったふわふわの綿羽も抜け、今ではすっかり凛々しい大人に近い姿に。一生懸命に魚を食べる練習をする健気な姿に癒されます。

 

ゾクゾク深海生物 これまでの歩み 2026
【開催場所】サンシャイン水族館
【開催期間】
前期:2026年1月16日(金)〜 2026年3月12日(木)
後期:2026年3月13日(金)~ 2026年5月10日(日)
特設サイト:https://sunshinecity.jp/file/aquarium/zokuzoku_deep_sea/

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