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仕事で信頼される人は「足元」が違う できる人感が出るファッションの秘訣

池上陽子(ファッションコンサルタント)

2026年06月15日 公開

実力も実績も十分なのに、なぜかあの人のほうが「仕事ができそう」に見えてしまう......そんな悔しい思いをしたことはありませんか? じつは信頼される印象は、話す前からある程度、見た目で決まっているといいます。

そして見落としがちな足元こそ、その印象を大きく左右する重要なポイントだと、ファッションコンサルタントの池上陽子さんは語ります。書籍『服を味方にする「わたし」の魅せ方』より解説します。

※本稿は、池上陽子著『服を味方にする「わたし」の魅せ方』(三笠書房)より、内容を一部抜粋・編集したものです。

 

プレゼンなどの「勝負時」の服はこう選ぶ


(C)うはらきさ

パッと見ただけで「この人、仕事できそうだな」「この人に任せてみたい」という人っていませんか?

実力も実績も自分のほうがあるのに、自分以上に"しごでき感"の雰囲気をまとった人に負けてしまうのは避けたいですよね。

じつは信頼される人というのは、話す前からある程度、見た目で決まっています。

服で「できる人感」を演出するのは可能なのです。

むしろ、できる雰囲気は、アイテムや簡単なテクニックで作るものと心得ておきましょう。話す前から信頼される人になるためのコツを紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。

 

靴は安価でも「新しく美しいもの」をどんどん履き替える

突然ですが、次の項目にあなたはいくつ当てはまりますか?

□ 高価な靴が捨てられない
□ ボロボロになった靴を履いている
□ 1足履きつぶすまで次の靴は買わない
□ 靴はデザイン性より歩きやすさ重視で選ぶ
□ ヒールのある靴を持っていない

もし一つでも当てはまってしまったら、周囲から「おしゃれな人」とは思われていないこと確定です。足元のおしゃれをサボってはいけません。

外見ブランディングにおいて、靴はかなり重要なアイテムです。せっかく服で信頼感を演出しているのに、靴がボロボロだったり、服に合っていなかったりしたら意味がありません。

靴で「残念な人」認定されるのを防ぐコツは明確。

それは「新しさ」と「美しいデザイン」の2つを兼ね備えた靴を、どんどん履き替える習慣を持つことです。

「新しさ」が重要なのは、靴は服よりも傷みが早いから。高価でボロボロの靴を履き続けるより、新しいものを次々と履き替えていくほうが好印象です。

また、靴はコーデの印象を左右する重要なアイテムなので、「美しいデザイン」であることも必須。とことん見た目重視でOKなのです。

買い替えのタイミングは、つま先の擦れや汚れ、ヒールのすり減りなどが目立つようになったら。とくに白の靴は清潔感が命なので、早めに買い替えて。

ただし、早めに買い替えるからといって、ヒール靴のかかとのゴムを取れたままにしておくのはNGです。

メンテナンスは気づいたときに即おこないましょう。

 

靴はどう選んで、どう履き回していけばいいの?

「新しくて美しいデザインの靴を買いに行こう」

そう張り切ってショップに行ったのはいいけれど、結局、またいつもと同じ定番の黒パンプスを買ってしまった......なんて人もいるのでは?

そんな人のために、ここでは具体的に、靴を買って履き回すときの3つのポイントを紹介します。

 

【ポイント1】自分の足に合うブランドを3つ知っておく

デザイン重視で選ぶとはいえ、あまりに履きにくい靴は履かなくなってしまいますよね。

履きやすいと感じる靴は、人それぞれです。自分好みのデザインのブランドの中から、自分の足に合うブランドを3つほど見つけておきましょう。

1つのブランドに決めてしまうと、テイストが固定されてしまいます。さまざまなデザインの靴をそろえるためにも、3つのブランドが必要なのです。

 

【ポイント2】黒ばかりでなく「シルバー」や「グレー」を選ぶ

「靴は何にでも合う黒に決めている」という人も多いのですが、たしかに黒はコーデを引き締めシャープに見せてくれる効果があります。ただし、黒ばかりだと「いつも同じ」になりがちで、コーデによっては重たい印象になりがち。

黒の代わりにおすすめなのが、白よりも汚れが目立たず、おしゃれ見えするシルバーやグレー。どんなコーデにもなじみやすく、軽やかな抜け感を出してくれます。

 

【ポイント3】1シーズンで3~5足程度をローテーションする

同じ靴ばかり履くとコーデがマンネリ化しますし、靴の傷みも早くなります。ワードローブチェックでコーデを考えながら、3~5足程度の靴をローテーションしながら履くことを基本に考えましょう。

たとえば、ベーシックなヒール靴とスニーカー、トレンドの靴といった3足をベースに、ブーツやサンダル、ミュールなどの季節ものが加わるイメージです。

 

著者紹介

池上陽子(いけがみ・ようこ)

ファッションコンサルタント

香川県出身。文化服装学院スタイリスト科卒業。テレビや雑誌、webなどのメディアでモデル・タレント・ミュージシャン・キー局アナウンサーなどのスタイリングを10年以上おこなう。30歳で結婚・出産したことをきっかけに「女性が結婚や出産をしても、自分らしくきれいに輝けるサポートをしたい」と考え、プロとしてメディアで磨いたスタイリング術を一般の女性に対しても提供したところ、あっという間に人気ファッションコンサルタントに。メディアスタイリスト、ファッションコンサルタントとしてのスタイリング経験は約5000人にものぼる。2021年には「結婚や出産など、様々なライフステージに合わせて自由な働き方を選べる人を増やしたい」と、ファッションコンサルタントを育成する一般社団法人メディアファッションスタイル協会を設立。経験者から初心者まで100人以上を育成してきた。自身のファッションコンサルタントとしての技術・経験と、ビジネス指導をしてきた経験をベースに、トータルブランディングアドバイザーという新しい働き方も提案している。

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