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「サーバル」運動神経抜群でモデル体型

【連載】気になるあの「ネコの仲間」に会いたい!(第2回)

2018年06月30日 公開 2024年12月16日 更新

ネコブームの昨今、ペットとしてネコを飼う人が増えている。しかし、可愛いネコはイエネコだけではない!希少種を含む、普通は飼えないネコの仲間もまた魅力的。本連載ではそんな「ネコの仲間」をご紹介しよう。第2回目は「サーバル」だ。

 

手足が長く小顔で、斑点模様が美しい

アフリカのサバンナに生息するサーバル。日本国内では、多摩動物公園(東京)など複数の動物園でサーバルに会うことができる。その身体でまず目を引くのが、チーターのような美しい黒の斑点模様だ。首の後ろなどにはライン模様が入っている。

余談だが、チーターとヒョウの柄は違うことをご存知だろうか。チーターは斑点模様、ヒョウは花柄のような黒斑になっている。ついでに言うと、ジャガーの模様はヒョウの黒斑の中にさらに黒い点が入っている。

また、ほっそりした身体と、細く長い手足も特徴的。顔も小さく、まるでスーパーモデルのよう。逆三角形のシュッとした顔に、大きな耳。跳ね上げたアイラインを引いたような目元もキリッとして美しい。

こうして見た目の特徴を挙げてみると、前回紹介した「マヌルネコ」とはいろいろと対極にあるが、どちらもそれぞれに魅力的だ。それに考えてみると、イエネコにも丸顔で短い手足のマヌルネコ寄りのネコもいれば、今回のサーバルキャットのような細く小顔な種類もいる。イエネコで思い浮かべても、やはりどちらもそれぞれに魅力的で可愛い。ネコは本当に偉大な生き物だ。

 

ジャンプ力がすごーい!

サーバルはその見た目通り、運動神経も抜群だ。特に跳躍力に優れており、2~3メートルも高く跳び、飛び立つ鳥を狙って捕まえることができるほどだという。

また、前述した大きな耳からもわかるように、聴力も良い。ウサギや鳥などの動く音を聞き分けるだけでなく、土の中の小動物の動きも感知できるほどだとか。

サーバルといえば、大ヒットアニメ『けものフレンズ』の主役「サーバルちゃん」を思い起こす人も多いかもしれない。サーバルちゃんもその運動神経の良さで作中大活躍していたが、ネコ科動物ファンとしては本物のサーバルのすごーい!ジャンプも見てみたいものだ。

 

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