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【映画情報】“男の約束”&“家族の絆”

『Voice』編集部

2010年12月25日 公開 2024年12月16日 更新

12世紀末、イングランド-。何百年にもわたり語り継がれる英雄の物語。

『ロビン・フッド』

十字軍を率いる英国リチャード王がフランス遠征中に戦死。仲間とともに部隊を離れたロビンは、王冠を持ち帰る役目を担った騎士、ロバート・ロクスリーらが闇討ちに遭う現場を目撃する。瀕死のロバートから託された父への遺言。男の約束を果たすため、ロバートの父のもとへと向かうが、それは、幼いころに亡くしたロビンの、父の記憶を取り戻す旅となるのだった-。
 中世から伝わる伝説の義賊、ロビン・フッド。強きをくじき弱きを助ける、あらゆるヒーローの原点ともいうべき彼の魅力が余すところなく表現された本作。終始大満足の迫力で魅了させる、いち押しのエンターテインメント大作だ。

ロビン・フッド:http://robinhood-movie.jp/
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ/ケイト・ブランシェット/ウイリアム・ハート/マックス・フォン・シドー ほか
配給:東宝東和 新宿ピカデリーほか、全国公開中

戦地の実情よりも、現地の子供の笑顔を撮り続けた、戦場カメラマンの物語-。

『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』

アルコール依存を克服できずに、飲酒、吐血、入院を繰り返す戦場カメラマンの塚原安行は、その病気が原因で妻子とも別れてしまっていた。アルコール病棟への入院も余儀なくされるが、病棟での風変わりな入院生活や、離れても深い愛情で支えてくれる家族の存在に助けられ、依存症を少しずつ克服していく。だが、彼の身体はさらに大きな病をかかえていた......。
 漫画家・西原理恵子の元夫・鴨志田譲の自伝小説を映画化した本作。自分の弱きと向き合うことで見つけた希望、家族の絆が温かさをもって描かれる。傷つき、苦しみながらも夫を支え続けた妻の涙に、心が揺さぶられるだろう。

酔いがさめたら、うちに帰ろう。:http://yoisame.jp/
監督:東 陽一
出演:浅野忠信/永作博美/市川実日子/藤岡洋介(子役)/森くれあ(子役)ほか
配給:ビターズ・エンド/シグロ シネスイッチ銀座ほか、全国公開中

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