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次々と仕事依頼が舞い込む「副業ライター」の共通点とは?

日比野新 (ひびの しん)

2022年04月25日 公開 2024年12月16日 更新

 

なんにでも興味を持って「おもしろがる」

すでにある程度書ける人ならご存じのように、ライティングは興味がないとスラスラと書き進めません。興味がほとんどないテーマで何かを書こうとしても筆が進みません。

私はひとつの案件を請けて終わるとき、次の提案を2 つは出しておきます。

例)終わった案件:京都のバイクツーリングコンテンツ
・次の提案1:バイクでめぐる! 関西花の寺 二十五カ所散策
・次の提案2:日帰りできる! 関西絶景ツーリングスポット

これも継続につながっています。しかし、興味のないテーマだと、次に続く良い提案もできません。

ライティングを続け、継続的に案件を依頼してもらうためには、請けたテーマや、そのテーマの周辺にあることを「おもしろがる」ことが大切です。

小さなことにも興味を持ち「どうしてなんだろう?」と疑問を抱き、理由を掘り下げ考え調べる。これ、かなり重要な要素です。

正直、文章力よりも重要だと思います。また、ライターに向いているかどうかを判断するポイントにもなります。

私の場合、「住宅の外構」というテーマでSEO コンテンツを書いていたことがあります。最初は外構に関して強い興味を持っていませんでした。

しかし、外構の重要性や工事の違い、工法や住みやすくするポイントなどを図書館で調べていくことで、「へ~、こうやって作るんだ」という軽い興味からスタートし、近くで工事していると足を運んで「なるほどなぁ~」と強い興味を持てるまでになりました。

その結果、外構をテーマとしたSEO コンテンツがスムーズに書けるようになったことは当然として、依頼主の営業担当者向け教育用コンテンツの作成まで依頼を広げることができました。

依頼主やクライアントの仕事や業界や人に興味を持ちましょう。

相手も興味を持っている人と話をすると楽しい気分になります。そして、自分たちのことを理解しようとしてくれている姿勢を感じ、良い関係を作ることができます。

【日比野 新 (ひびの しん)】
─ライター/システムエンジニア・プログラマー/DXプランナー。1968年生まれ。京都府出身。高校卒業後、SE・プログラマーに。以後、34年間ソフトウェア開発業務全般を行う。

─2015年、IT業界での働き方や収入に疑問を持ったことで、仕事とは別に収入を得る方法を模索。偶然出会った「セールスコピー」をきっかけに学習をはじめ、副業ライティングをスタート。

─現在は、書籍やデジタルマーケティングに関わるライティング、ECやホームページへの集客・販売向上アドバイスを行う。また、企業向けにDX化のアドバイスや支援も行っている。

 

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