DX人材の必要性は増すばかり
DX市場が拡大していくのに伴い新しい役割が登場します。私のような外部コンサルタントは、プロデューサーからアーキテクトの役割まで求められることもあり、大きなプロジェクトになると、上記の7つの役割を担う人物を、それぞれ弊社で準備することもあります。
その際に感じるのが、どの役割を担える人材も少ないということです。少ないからこそ市場での価値は高騰していきますし、社内でそれを担えるとなれば社内での価値も相対的に上がっていきます。プロデューサーやビジネスデザイナーをいきなり目指せなくても、その補佐的な業務をしていくことも、今後のキャリアを考えるうえで重要な選択と言えるでしょう。
経営者の立場なら、こうした人材の育成を計画していくこともできます。DXに関わる7つの立場を理解していただいて、ぜひご自身のキャリアプランにも活かしてください。
【プロフィール】
日淺光博(ひあさ・みつひろ)
DX専門コンサルティングファーム・株式会社日淺CEO。DXコンサルタント。公益財団法人九州経済調査協会アドバイザー、三越伊勢丹グループ会社顧問などを歴任。直近2年で40社以上のDXプロジェクトに関わり現在に至る。DXに特化した情報発信やデジタル人材育成動画を配信する「GoDX」を運営。
DX専門コンサルティングファーム 株式会社日淺 公式サイトhttps://hiasa.co.jp/