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「仕事がつまらない」原因は? 転職前に試したい7つの行動

⻆谷建耀知(株式会社わかさ生活 創業者 代表取締役社長)

2026年09月25日 公開

「仕事がつまらない」原因は? 転職前に試したい7つの行動

「この仕事、自分に向いてないかも...」そう感じて転職サイトを開いたことはありませんか?仕事がつまらない原因は、本当に「その仕事」のせいでしょうか。実は、転職という大きな決断をする前に「ある7つの視点」で向き合い方を少し変えるだけで、見慣れた日常がガラリと面白くなるかもしれません。後悔しないキャリアを選ぶために、いま一度立ち止まって確かめたい「自分の行動」を解説します。

※本稿は、⻆谷建耀知著『「変わりたい」けど、「変われない自分」から抜け出すための行動の仕組み化』(アスコム)より、内容を一部抜粋・編集したものです。

 

その転職、本当に解決策ですか?

仕事をしていると、「この仕事は自分に向いていないのではないか」と思うことがあります。

▼仕事がつまらない
▼やっている仕事に意味があるのかわからない
▼上司の言っている言葉が納得できない
▼毎日同じことの繰り返しで、やりがいも感じられない

そんな気持ちになったことがある人もいるでしょう。もちろん、本当に自分に合わない仕事もあります。また、どんな職場にも、気が合う人もいれば、そうでない人もいます。

仕事そのものは嫌いではないのに、特定の人との関係が原因でつらく感じることもあるでしょう。私は、仕事がつらいと感じること自体を否定したいわけではありませんし、転職することが悪いとは思いません。それも1つの選択です。

ただ私は、その決断をする前に一度だけ自分自身に問いかけてみてほしいことがあります。それは、「この仕事ときちんと向き合ってきただろうか」ということです。

少し厳しく聞こえるかもしれませんが、仕事がつまらない原因は、必ずしも仕事そのものにあるとは限らないと思っています。仕事との向き合い方に原因があることも少なくないからです。

 

仕事の景色が変わる「7つの視点」

私が仕事に対して大事にしている7つのことがあります。

▼好きになること
▼気づくこと
▼常に考えること
▼深掘りすること
▼継続すること
▼共有すること
▼進化させること

1つずつ説明していきます。

▼好きになること
これは、最初から好きな仕事を探すという意味ではありません。目の前の仕事の中に、少しでも面白いところを見つけようとすることです。

▼気づくこと
ただ作業をこなすのではなく、「なぜこうなっているのだろう」「ここはもっと良くできないだろうか」と、小さな違和感や発見を拾うことです。

▼常に考えること
これは、ずっと机に向かって考え続けるという意味ではありません。
これまでにもお話ししたように、頭のどこかで気にかけ続けることです。
気にしているから、日常の中でヒントに気づけるのです。

▼深掘りすること
今やっていることはなぜ必要なのか。誰のための仕事なのか。どこに価値があるのか。そこまで掘っていたでしょうか。
表面上の作業に見えていたものの意味が変わってきます。

▼継続すること
根性で耐え続けることではありません。
続けられる形をつくり、少しずつ積み重ねていくことです。
続けるからこそ、最初は見えなかった面白さが見えてくることがあります。

▼共有すること
いろいろなことを自分1人で抱え込んではいなかったでしょうか。
気づいたこと、考えたこと、困っていることを周りと共有する。すると、自分では見えていなかった視点が加わり、仕事の見え方が広がります。

▼進化させること
昨日と同じやり方をただ繰り返していませんか? 
小さくてもいいから、もっと良くできるところを探す。
仕事の仕方を少しずつ変えていくことで、自分自身も変わっていくのです。

もし今、仕事がつまらないと感じているなら、一度この7つを振り返ってみてください。

私はこの仕事を好きになろうとしただろうか。ただ言われたことをやるだけで終わらず、仕事をしていて生まれる改善点や違和感を見つけようとしていただろうか。お客さんは何を求めているのか、普段から気にしていただろうか。なぜこの仕事が必要かを、深掘りできていただろうか。

続けられるような、自分なりのやり方を見つけようとしただろうか。自分の意見や悩みごとを、周りの人と共有できていただろうか。少しでも良くしようと工夫しただろうか。

このような問いへの答えがもし「まだ十分ではなかった」なら、仕事そのものではなく、向き合い方を変えることで景色が変わるかもしれません。

私は、人は興味があることを面白いと感じるのだと思っています。そして興味は、考えることで生まれます。考えるから気づき、気づくから深掘りする。深掘りするから興味がわき、興味がわくから続けられ、続けることでさらに考えが深まります。

最初から面白い仕事ばかりではありません。むしろ最初は、どんな仕事もその楽しさがよくわからないものです。

だからこそ私は、「仕事がつまらない」と感じた時ほど、自分がまだ見えていない部分があるのではないかと考えるようにしています。繰り返しますが、本当に合わない仕事、会社というのはあるので、転職するなと言いたいわけではありません。

ですが、今していることが、気づいていないだけで、もしかしたらものすごくあなたに合った仕事かもしれないのです。それを逃さないためにも、日々の仕事を嫌いになる前に、自分の普段の行動について立ち止まって考えてみても、よいのではないでしょうか。

プロフィール

⻆谷建耀知 (かくたに・けんいち)

株式会社わかさ生活 創業者 代表取締役社長

1961年、兵庫県丹波市生まれ。 福知山商業高校(現・福知山成美高校)卒業後、東海大学に入学するも、18歳の時に脳腫瘍の手術を受けることとなり、大学を中退。右目の視野を失うも、健康器具の実演販売業界で働きはじめ入社2カ月目でトップ営業になる。
20代で独立し、会社を年商10億円規模まで成長させるが、31歳の時に会社が倒産。借金4000万円を抱えるも、再び起業し1年で完済する。
1998年、36歳で「株式会社わかさ生活」を創業。「独自のマーケティング理論」で売上を伸ばし、7年目で100億円企業に。サプリメント通販業界のパイオニア的企業となる。
『すべての答えは個客の中にある』(アスコム)など著作多数。

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