開運料理人が教える!神様に愛されて幸運をよぶ食事の作法
2016年11月23日 公開 2016年11月25日 更新
運気を上げる ごはんのひみつ
「ここで食べただけで、色々な悩みが一気に晴れました」
「人生で何が大事なのかわかりました」
「夫婦仲が良くなり、子宝を授かることができました」
たくさんの喜びの声が、絶えることなく届く開運料理人、ちこさん。
さまざまなキセキを目の当たりにしてきたちこさんは言います。
「みんな、本当は「ひかり」が食べたいのです。幸せになるために必要なことは魂が知っているのでしょう。技術や経験は必要ありません。たった一つ、強い意志が必要なだけ。どなたでも料理のエネルギーを高めれば、食卓はパワースポットになるのです」と―。
そのひみつは、どれもシンプルなものばかり。『運気があがる ごはんのひみつ』は、ちこさんが満を持して、御食事ゆにわでいつも行っている「食の神様に愛されるひみつの作法」を初公開しています。
ここでは、本書よりその一部を抜粋、編集してご紹介します。
神様と食事をしよう
日本料理ではお箸は横に置きます。西欧料理や中国、韓国では、縦置きが基本です。
なぜお箸を横に置くのでしょう?
それは神様と人との世界に一線を画す結界の意味があったようです。
「いただきます」と同時に、結界を解とき、神様と一緒に食事をする。
箸が、神様と人間との〝橋渡し〞になるのです。
箸の置き方一つにしても、古来より日本人が食事を神事として大切にしてきたことが、窺い知れるわけです。
その気持ちこそが、食べ物からひかりを引き出すカギになります。
逆に、どんなにエネルギーが高い食事も、その価値を下げてしまうような食べ方をしてしまうと、エネルギーは一気に下がってしまうのです。
スマホを見ながら、パソコンしながら、だったり。
食事はそっちのけでおしゃべりに夢中だったり。
食べ方が汚かったり、食べず嫌いが多かったり。
そもそも全然、食事を味わおうとしていなかったり。
最後の最後は、食べ手の姿勢が問われるのです。
とはいいましても、堅苦しく構える必要はありません。
大切なのは「形」ではなく「心」ですから。
食材の命、天地自然の恵み、かかわった多くの人々の苦労と愛情……、その食事の背景にあるエネルギーを感じ尽くして、いただくのです。本当にそれを感じられたら、湧き上がる感謝に、おのずと姿勢が糺されるはずです。
私はゆにわで、多くのお客様に料理を提供しておりますが、食べ方がよくわからない方でも、「ごはんが出てきた瞬間、本当にありがたく感じて、思わず手を合わせてしまった」「こんなにしみじみと味わったのは生まれて初めてで、人生観が変わりました」といったように、目の前のひかりを全身で受け取ろうとする気持ちから、食べ方がしぜんと改められる場面に何度も出会いました。
そうして、感じ尽くして食べていただいた方からは、その後、「こんな開運があった!」「ずっと悩んでいたことが解決しました!」など、お手紙をいただきました。
逆に食べ方がわからないまま、食事そっちのけでメールや電話に気を取られていた方は、ごはんの中に詰まったひかりをそっとお渡しするつもりでお出ししたものの、結局は受け取ってもらえなかったように思うのです。
食べ方には、過去から積み上げてきた生活習慣や性格が、そのままウツります。
だから、食べ方を見れば、その人がどれだけ命を大切にできる人か、他人の苦労を推し量かれる人か、神様に感謝できる人か、ひと目でわかってしまうのです。
やはり食事は、神事そのものです。
ひかりを受け取る食事の作法
食卓はきれいに拭き、何も置かないようにしましょう。主菜、副菜など、その日の料理をお膳の上に置きます。食卓の上にごはんをきちんと並べてから次の作法を行いましょう。