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本屋が選ぶ 時代小説大賞 2011 受賞作



2011年11月25日 公開

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本年から始まった「本屋が選ぶ時代小説大賞」の栄えある第1回大賞に、弊社刊 『黒南風の海 (くろはえのうみ) 』(伊東潤 著)が選ばれました。

 

この賞は、月刊誌 『オール讀物 』(文藝春秋 刊)が主催し、この1年間に発刊された時代小説から、その年のベスト1を選ぶものです。
選考に当たっては、まず評論家縄田一男氏が20点を推薦。その中からオール讀物編集部が5点をピックアップし、書店の管理職クラスの方々により大賞が決定します。

受賞作『黒南風の海』は、加藤清正の活躍する「文禄・慶長の役」を真正面から描いた長編時代小説。息もつかせぬ展開、そして怒涛のクライマックスへと読むものを引き込んでゆく、新進気鋭の歴史作家渾身の1冊です。


<解説>


 もはや生まれた国などどうでもよい。一度、この大地に生を享けた者は、この大地に恩返しすればよいのだ――。

 文禄、慶長と二度に渡って行なわれた、豊臣秀吉の朝鮮出兵。それは、日本と朝鮮両国にとって、無益な戦そのものであった。

 主人公は、文禄・慶長の役で日本軍の先陣を務めた加藤清正の鉄砲隊をあずかる佐屋嘉兵衛忠善と、朝鮮のなかでも治め難い地である咸鏡道の役人・金宦。日本軍が破竹の進撃を続けるなか、加藤清正軍の先手として活躍するも、他国を侵す戦いに疑問を抱きはじめていた嘉兵衛と、都を落ちのびて咸鏡道にやってきていた王子を守る金宦があいまみえる。嘉兵衛、金宦、そして加藤清正。

 息をもつかせぬ展開、そして怒濤のクライマックスへ。
誰もがあきらめかけたとき、男たちの生き様が戦場に奇跡を起こす! 
日本と朝鮮――戦う男たちの間に何があったのか。


<著者コメント>

 連絡をもらった時には、電話を置いた後、ゴールを決めたサッカー選手のように、ガッツポーズをして家の中を走り回りました(笑)。時代小説がお好きなヴェテラン書店員の方々に、自分の作品を認めて頂けたことは、何より名誉です。私の場合、デビューも文学賞がきっかけではなかったので、初の栄冠であり、喜びもひとしおです。(「本の話WEB」より)


<関連サイト>
「本屋が選ぶ時代小説大賞」について(本の話WEB)
受賞者 伊東 潤 氏インタビュー (本の話WEB)
著者:伊東 潤氏のブログ

是非、ご一読ください。



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