1. PHPオンライン
  2. くらし
  3. 綾瀬はるか meets、東京オリンピック・パラリンピックへ~「夢と挑戦」のイベント開催

くらし

綾瀬はるか meets、東京オリンピック・パラリンピックへ~「夢と挑戦」のイベント開催

PHPオンライン衆知編集部

2020年02月26日 公開 2020年02月26日 更新

小学生が夢を発表。ボッチャ体験会も開催

綾瀬はるかパナソニックイベント

続いて今度は小学生たちが、綾瀬さんに向けてそれぞれの夢や挑戦を発表。「人の役に立つ仕事がしたいので、弁護士か裁判官になりたい」「安藤忠雄のような建築士になりたい」「誰よりもバスケットボールの練習をして、チームの皆と勝利したい」「ロボットエンジニアになって、介護ロボットやレスキューロボットを作って人を幸せにしたい」「気象予報士になりたい」といった未来への思いが語られると、綾瀬さんも熱心に耳を傾けた。

子どもたちの発表を聞いた小口さんは「どの子もしっかりした目標があってびっくりしました。僕が小学生の頃に将来なりたかったのは、本屋さんと忍者だったから(笑)。僕はその後オリンピックに出るという夢を持ち、それを実現しましたが、皆もぜひそれぞれの夢を叶えるために頑張って欲しい」と感想を述べた。綾瀬さんも「私も小学生の頃は将来の夢がまだぼんやりしていたので、皆さんが明確な目標に向かって、その職業のことを調べたり勉強したりしているのはすごいなと思いました」と感心した様子だった。

後半には、パラリンピックの注目競技の一つであるボッチャの体験会が開かれた。ボッチャは赤・青・白の三色のボールを使い、ジャックボールと呼ばれる白のボールをめがけて赤と青のボールを投げたり転がしたりする競技。最終的に白のボールに最も近づいたチームが勝ちとなる。

綾瀬はるかボッチャ

体験会では小学生が二つのチームに分かれ、赤チームに綾瀬さん、青チームに小口さんが加わることに。綾瀬さんはボッチャ初挑戦だが、実は今日参加している小学生が通う有明西学園は「パラリンピック競技応援校」の指定を受けており、普段から全校でボッチャに取り組んでいるそう。ボッチャに慣れた子どもたちが綾瀬さんにボールを転がすコツを教えるなど、和気あいあいとした雰囲気でゲームが始まった。

赤チームと青チームが交互にボールを転がしていく。白ボールに近づくと歓声や拍手が湧き、会場も次第に盛り上がる。綾瀬さんの番が来ると、子どもたちから「頑張れ!」の声が。「皆さんから、強く投げるよりも転がしたほうがボールがぶれないので狙いやすいとアドバイスを頂きました」という綾瀬さんが宣言通りに赤のボールをストレートに転がすと、白ボールのすぐ横を通って少し先で止まり、会場からは拍手が起こった。

前半は青チームがやや優勢で進んだが、後半になると赤チームが白ボールにピタリと寄せるなど、一進一退の攻防に。最後の一球を投げ終わった時点で最も白ボールに近かったのは青ボールとなり、青チームが勝利を収めた。綾瀬さんも「こうして一緒に競技をやると、皆さんと仲良くなれた気がして嬉しい。とっても楽しかった」と笑顔を見せた。
 

綾瀬さんの6年間を収録したフォトブックが発売に

こうしてイベントのプログラムはすべて終了。子どもたちからは「アスリートの努力を間近に感じられた」「綾瀬さんが6年間かけて色んなところへ行ったり、今日もボッチャを頑張っている姿を見てすごいなと思った」といった感想が聞かれた。子どもたちに向けて、小口さんからは「叶えたい夢や挑戦したいことをちゃんと持っている皆さんが輝いて見えました。この先も夢を忘れず、自分がやりたいことに向けて少しずつでいいから努力していってほしい」、綾瀬さんからは「これからも皆さんの夢に向かって頑張ってください。たくさん食べて、たくさん遊んで、たくさん勉強して、明日を元気に過ごして欲しいです」とメッセージが送られた。

最後に、「ビューティフルジャパン」の6年間の取り組みをまとめたフォトブック『綾瀬はるか meets Beautiful Athletes』(PHP研究所)が出版されることが発表された。綾瀬さんがアスリートとともにスポーツをする様子や選手たちが練習に打ち込む姿が、日本各地の美しい風景とともに写真で収められている。綾瀬さんから今日参加した子どもたち全員に直筆サイン入りのフォトブックがプレゼントされることが告げられると、またもや大きな歓声が上がった。

綾瀬はるか

イベントを終えて、綾瀬さんから改めて東京2020オリンピック・パラリンピックへの期待が語られた。

「これまでたくさんのアスリートとお会いして、目標に向かって努力している人は輝いていると感じましたし、その姿を見て私も元気をもらいました。選手はプレッシャーもあるかと思いますが、本番ではベストなコンディションでこれまで積み重ねてきた努力を発揮してもらいたいと願っています。そしてアスリートだけでなく、応援する人たちも一緒になって、世界中の人たちが国境を超えてともに楽しめるオリンピックになることを期待しています」

間もなくやってくる東京2020オリンピック・パラリンピック。そこに出場することを夢見て挑戦を続けてきたアスリートたちの姿を通して、「夢と挑戦」の大切さを大人も子どもも実感する一日となった。
 

ビューティフルジャパン
https://panasonic.jp/bj2020/

 

関連記事

×