「いきなり会って話すのは…」 シャイな人が自宅でもできる“英会話の練習”
2020年04月22日 公開 2020年04月23日 更新
結局、自分で英語を使ってみないとわからない
私の持論は、「アウトプットすれば、自ずとどれくらいインプットが足りないのかがわかり、インプットするモチベーションになる」です。
目標や目的なくインプット学習を続けるほどむなしいことはありません。そりゃ、だいたいの人は嫌になるのもあたり前ではないでしょうか?
やる予定のないプレゼンの練習に身が入りますか?
明日、クライアントの、または上司、もしくは審査員の前でバッチリ話を通さないとならないからこそ、プレゼン準備にも力が入るわけですよね。
インプットばかりをし続けている限り、その方向性の正当性や妥当性を推しはかることはできません。
しかもどの程度頑張ったのかもわからないのに、「頑張っているのに、結果が出ない」という気持ちにだけはなります。
やる予定もないプレゼンを完璧に暗唱してアクション付きでできるようになるまで次のステップには進めません(しかも次のステップも結局誰にも披露しない……)、そんな仕事、続けられないのと同じじゃないでしょうか。
そして、結果が出ないという気持ちが続くほど、強く苦手意識を持ってしまうことになるのです。これは、私自身がやってしまった失敗談。
結局、英語は単なるコミュニケーションツールなので、コミュニケーションという「本番」なき場で学習し続けても、紙のピアノを弾くような、タイヤのついてない自転車に乗るようなもので、うまくいったかどうかもわからない。
だから、実際に使ってみてこそ、「できた」「ここは良かった、悪かった」と初めて実感し、そして満足感もあれば小さな自信も築けるようになるのです。