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上司から「必要以上の仕事」を依頼されないための“コツ”

石川和男(税理士/社会保障経済研究所代表)

2020年04月28日 公開 2022年12月28日 更新

 

 コツは「宣言」してしまうこと

自分との約束を優先すると伝えましたが、上司の誘いや飲み会があると流されがち。自分の予定を優先するためには、何が必要でしょうか?

私がすすめるコツは、「まわりに宣言すること」です。

「今、〇〇に向けて、語学の勉強をしている」
「今、資格を取るために、△△の学校に通っている」

いや、そんな立派な理由でなくてもOKです。

「今日は、家族と食事の予定なので、定時に失礼します」
「今日は、やっとチケットが取れた□□に行くので、定時に会社を出ます」

こんな理由でもいいんです。

朝からこう宣言している社員がいたら、上司だって同僚だって、「雑談に巻き込まずに集中させてあげよう」とか「この仕事は急ぎじゃないから、明日依頼するか」と思ってくれるものです。

勤務時間外での用事があることを伝えているのに、定時に帰るのを渋る会社なら、辞める準備をしたほうがいいでしょう。

なかには、資格試験の勉強をしていると、「独立や転職するのでは?」と疑って、勉強の邪魔をしてくる会社もあります。

そういう会社は、社員を使い捨ての道具くらいにしか思っていないフシがありますから、早めに辞めてしまったほうが自分の未来のためです。

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