「鏡の自分に向かって…」松岡修造が明かした“誰でも前向きになれる準備運動”
2021年09月02日 公開 2021年09月02日 更新
1分間、呼吸に集中してみよう
漫画「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴作、集英社)では、主人公たちは特殊な呼吸法によって身体能力を高め、鬼と戦います。
じつは僕たちも、呼吸法によってパワーアップできるって知ってました? 呼吸法によって、心を落ち着かせたり、集中力を高めたりできるんです。試しに1分間、やってみましょう。
3秒かけてゆっくりと深く息を吸い、2秒止めて、またゆっくりと4秒かけて吐く。これを繰り返します。ここで大事なポイント!
息を吐くときには、自分の心の中にあるいらないもの、ネガティブな感情をすべて一緒に吐き出すつもりで吐きます。「来週のテストが憂鬱」「あの先生と話すのがイヤだなあ」「部活の試合でミスしたらどうしよう」そういうものを、息に乗せて全部外に出してしまいましょう。
そして、吸うときには、ポジティブなものを体の中に取り込むことをイメージ。「自分はできる」「大丈夫だ」「うまくいく」実際にうまくいったところを想像して、そこで自分が感じるはずのうれしい気持ちまで、思い切り吸い込んじゃいましょう。
ネガティブ吐いて、ポジティブ吸って、ネガティブ吐いて。自分の中のマイナス要素が一掃され、前向きなエネルギーで満たされていく感じがしませんか?
さて、1分たちました。ここまでの「準備運動」で、だいぶ気持ちが前向きになってきたんじゃないかと思います。
*ネガティブ吐いて、ポジティブ吸って、ネガティブ吐いて