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注目される「ビジネススキル」の6冊 +1

PHPオンライン衆知編集部

2012年03月23日 公開 2022年11月14日 更新

注目される「ビジネススキル」の6冊 +1

弊社刊書籍の新刊・近刊のうち、ビジネススキルの向上に役立つ本として注目される6冊を紹介します。
7冊目は「ビジネス書」とは、を論じた興味ある書。当社研究員の執筆です。


[図解]論理的な考え方・話し方・書き方の基本が身につく本

西村克己
本体価格 952円   

 仕事に必要不可欠なスキル、論理的な「考え方」「話し方」「書き方」がこの一冊で身につく!図解でわかりやすい、論理思考の決定版!

ビジネスパーソンに求められる「三種の神器」は、論理的に「考える、話す、書く」力です。
現在、その3つの力は、企画立案・プレゼンテーション・商談・報告書の作成など、あらゆる場面で必要になっています。
そこで、まず、1章で、「自分の考え」が「相手」に伝わらない原因を解明します。「理屈っぽい」「何が言いたいの?」と言われるのには、理由があるのです。
そして、「ロジックツリー」「ゼロベース思考」「ブレーンストーミング」などを使いながら、「論理的な考え方」について図解しています。
続いて、「論理的な話し方」を解説する2章では、「主体的な話し方のコツ」「箇条書きの技術」「相手を意思決定に参加させる方法」などを扱っています。
最後の3章では、800字の文章を書く手順を通して、「論理的な書き方」を身に付ける方法を伝授します。
本書で基礎を身につけて応用すれば、あなただけのポータブルスキルが完成します。


30ポイントで身につく! 「ロジカルシンキング」の技術

野口吉昭 監修
HRインスティテュート著
本体価格 1,400円   

 「するどい!」「わかりやすい!」「速い!」と言われる人は知っている「ビジネスパーソン必須のスキル」をコンサルタントが伝授。

「ロジカルシンキング」――それはどのような仕事をしていても、他の会社で働くことになっても必要になる究極の「ポータブルスキル」です。
それは決して難しいものではなく、誰でも習得可能なものです。
なぜなら、練習することで身につく後天的なスキルだからです。
本書は、現場主義のコンサルタントが、「わかりやすさ」にとことんこだわって執筆しました。
○周囲にとって「わかりやすい」ことを意識する
○「なぜ?」「他には?」「本当に?」と自分にツッコミを入れる
○物事は細かく「分ける」と「わかる」
○「わからないこと」「知らないこと」に注目する
○いかなる状況でも「私」を主語に考える
など、ロジカルな人が現場で実践している「思考や言動の習慣」をベースに構成されています。
仕事で必要な「わかりやすさ・するどさ・はやさ」は、論理的思考のコツを「知って、真似て、繰り返す」ことで確実にあなたのものになります。


もう一度会いたくなる人の仕事術

千田琢哉
本体価格 1,200円   

 「一度会ったことがある」と「二度会ったことがある」は、雲泥の差! 会社では教えてくれない、仕事に大切な49のエッセンスを凝縮。

【「やろう」と100万回唱えるよりも、1回やれば、人生は激変する!】
どんな人にも、一度だけ会うのはなんとかなるものである。ところが「二度目のデート」「二度目の仕事」となると、話はまったく違ってくる。相手に魅力を感じなければ、二度目は厳しい。
◎別れ際には、第一印象の2倍エネルギーを注ぐ。
◎一流で優雅な人ほど、人前で携帯を見せない。
◎30分会うために、1時間かけてやってくるのが大人の恋愛。
◎自分の営業現場をカノジョ(カレ)に見せても恥ずかしくないか。
◎商談は常に51:49で、相手に「ちょい勝ち」させておく。
小さな習慣を、とにかく「一回やってみよう」。「もう一度会いたくなる人」になることが、いい仕事、いい人生への第一歩だ。……挨拶・時間・人脈・マナー・営業・成功の金言49。


[図解]できるチームリーダーの仕事術

藤巻幸大
本体価格 800円   

 これからのチームリーダーに必要なこととは何か? ビジョンの描き方からチーム編成のポイント、人脈のつくり方まで、その極意を伝授!

「プロジェクトリーダーを任された。何から始めればいいの?」「部下をはじめて持つことになりました。何から教えればいいのでしょう?」……。フォーマルであれ、インフォーマルであれ、何人かの人が集まって物事を始める場合、リーダーを必要とする。しかしリーダーに求められるものは、組織によって全く異なる。だからこそ、チームリーダーは、どこででも通用する原理原則を身につけておく必要がある。
本書は、いくつもの組織でチームリーダーを務めてきた著者が、ビジョンの描き方からチーム編成のポイント、人の動かし方、リーダーに求められる資質まで、図を交えてわかりやすく解説している。
「ワクワクするようなビジョンを立てよう」「チームに勢いを与える会議の進め方」「部下が本音を言いやすい雰囲気をつくる」「飲み会では幹事役を引き受ける」「物事を真逆から考える癖をつける」……。組織を任されたあなたが、最初に読んでおきたい一冊!


1日3分で人生が変わる セルフ・モチベーション 

小笹芳央
本体価格 800円   

 やる気をコントロールできる人が成功する! 一行日記をつける、頼まれ事は断る、嫉妬を原動力にする……最強のトレーニングメニュー集。

 やる気をコントロールする、最強のトレーニング・メニューが完成!!
本書は、仕事をする上で重要な「自己モチベーション管理」を、身体を鍛えるような感覚で楽しく行ってみようという本である。
ストレッチ編、ダイエット編、ウォームアップ編、パワーアップ編、クールダウン編をとおして、モチベーションを上げるところから、無理なく持続させる方法までを丁寧にカバーする。1項目はすべて4ページのみ。3分あれば読める分量だ。
「一気にやらない」「サボらない」の使用法をよく守り、今の自分が「ピンと来る」ものから取り組んで、これまでにない自己改革の効果を実感してほしい。


IGPI流  経営分析のリアル・ノウハウ

冨山和彦
経営共創基盤 著
本体価格 820円   

 勤めている会社は大丈夫か? 取引先は? 会社再生のプロが実践する37の手法。メーカー、小売・卸、飲食ビジネスなどエピソード満載!

経営分析、財務分析の本は山ほどある。ただ、「机上の空論」で終わるものも少なくない。「数字のウラ側を読み解く技術」を身につけられる本書は、それらとは一線を画す。
会社が生きるか死ぬかの修羅場で真剣勝負し、成功を収めてきた企業再生のプロフェッショナル・冨山和彦氏。氏が率いる会社・経営共創基盤(IGPI)のコンサルタントとともに、独自の「実践テクニック37」を初公開!
メーカー、小売・卸、通信、飲食ビジネスなど、具体的なエピソードが満載で、物語を読むような感覚で理解できる。
勤めている会社は大丈夫か、取引先は……。日々、状況把握を求められ、「診断ミス」が許されない営業のリーダーに、必ず役立つ一冊。


「ビジネス書」と日本人

川上恒雄
本体価格 1,300円   

 日本の熱きサラリーマンが活躍した高度経済成長期に誕生した「ビジネス書」ベストセラーを解読。当時の人間社会の深層心理を読みとる!

日本の書店にビジネス書が所狭しと並ぶようになったのはなぜだろう――世界的に稀有な時代とされる日本の高度経済成長期を象徴するベストセラーを足がかりとして、「本」と「人間」の関係性を独自の視点で洞察したのが本書です。
日本人にとって「ビジネス書」とはどんな存在だったのか。
本書では、明治以降からそのおおまかな流れを示しつつ、戦後初のビジネス書ベストセラーとなった坂本藤良の『経営学入門』(1958年)を手始めに、岩田一男『英語に強くなる本』、林髞『頭のよくなる本』、盛田昭夫『学歴無用論』、藤田田『ユダヤの商法』、松下幸之助『物の見方・考え方』、梅棹忠夫『知的生産の技術』といった本を分析しています。
「ビジネス書」と呼ばれる、高度成長期の日本のサラリーマンの知的武装に大いに寄与した本が「なぜ売れたか、なぜ広く読まれたか」を洞察することで、「日本人」という存在の行動意識や行動心理がきっと見えてくるはずです。

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