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“ねこ背”で自律神経も乱れる? 姿勢を改善する「背伸び」のコツ

仲野孝明 (仲野整體東京青山院長、 姿勢治療家)

2022年09月20日 公開 2024年12月16日 更新

 

日常生活でよい姿勢を維持する方法

背伸びでよい姿勢に戻ったとしてもそれを維持しなければ、またねこ背に逆戻り。あなたの日常の生活で姿勢を悪くしているものはありませんか? よい姿勢を維持できるように意識しましょう。

・料理をする
前かがみになると背中が丸くなります。調理台が低ければ、ひざを曲げて背中がまっすぐに伸びた状態で調理をしましょう。洗面台での洗顔時も気をつけて。

・バッグを持つ
片方の腕で持ち続けると、左右のバランスが崩れます。右・左のどちらかが持ちやすいということは、すでに体がゆがんでいるのです。意識して持ちにくいほうで持っていると、そのうちバランスがとれるようになります。

・移動時の座り方​
飛行機や新幹線ではリクライニング機能を使わず坐骨を立てて座ると、体への負担が軽くなり、腰痛などの不調を防ぐことができます。できれば1時間に1回は立ち上がったり、背伸びをしたりしてください。

・スマホの画面を見る
スマホを操作するときは、画面を目線と同じ位置に上げて、下を向かないようにしましょう。片手を脇の下に入れて、スマホを持っているほうの腕を支えるか、机やテーブルに肘をついてスマホを固定するのも方法です。

・疲れを感じたらすぐ背伸び
背伸びは体の各部位が正しい位置におさまるだけでなく、気分転換にもなります。「疲れたな」と感じたら、いつでも背伸びをして、心身の健康を守りましょう。

 

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