心の引き出しを開いてみる
「いつかまた使うかも」と使いかけの物を引き出しにしまい込むことがよくある。
でもそんなことはすっかり忘れてたいてい、ずっと入れたままにしてしまう。
でも、思い切って断捨離すれば、ぎゅうぎゅう詰めだった引き出しに別の物を入れる余裕が生まれる。
心も同じ。
古い記憶や感情でぎゅうぎゅう詰めだと新たな感情を入れるすき間がなくなってしまう。
そんなときは心の引き出しを開いてみるといい。
思い出をきれいに整理して未練と欲を断捨離すれば、ぎゅうぎゅう詰めだった心が軽くなり新しい感情を入れる余裕が生まれる。
今年もかならず花は咲く
人生とは待つことだ。
幸せを待ち、苦痛が去るのを待ち、愛の訪れを待ち、朗報を待ち、花が咲くのを待つ。
でも、待つのはとてもつらいこと。
人は、つらすぎる現実に変化を望むがゆえに何かを待っているのかもしれない。
「希望を抱いて待つ」という人は、苦しすぎる現実をどうにか耐えるために希望を抱いているのかもしれない。
人生は待つことの連続だ。
待つ時間は永遠のように感じるけれど、ちいさな喜びを見つければ、笑顔で過ごせるようになる。
不安で焦ってばかりいるよりも、ちいさなときめきをたくさん感じるほうがいい。
寒い冬が過ぎれば暖かい春が訪れ、雪がとければ花が咲く。
それぞれの人生もかならず花開くはずだから。