おもしろおかしく生きろ!イヤならやめろ!
2012年06月22日 公開 2023年01月05日 更新
会社に嫌気が差したときには
会社が嫌になって、辞めたいと思っている人は大勢いるだろう。就職したからといって、一生その会社で働かなければいけないわけではない。嫌ならすぐに辞めればいい。
ただし辞める前に、その理由を分析し、正確な回答を出しておかなければならない。おそらく辞めたいと思っている人の9割は、自分の非才や努力不足を棚に上げ、会社のせいにしてしまっているのではないだろうか。
原因が自分にあるにもかかわらず、会社が嫌になったといって転職しても、まずうまくいくことはない。次の場所で新しい不満を見つけるのが関の山だ。このような「負の転職」は、どう考えても得策ではない。世の中には負の転職を繰り返して、なかなか幸せになれない人がたくさんいる。
先に変えなければいけないのは、会社ではなく「自分」だ。能力を高め、人間性を磨いていけば、会社はその人を必ず重用するはずである。重用され、重要な仕事を任されるようになれば、仕事は必ずおもしろくなるものだ。
自分の能力が生かされない、あるいは経営理念と人生観がどうしても合わない場合は、できるだけ早く転職したほうがいい。そういう「正の転職」なら、より大きな幸せをつかめるはずだ。