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生き方

「一人が好きなのに孤独を嘆く人」の複雑な心境

大嶋信頼(心理カウンセラー)

2023年10月23日 公開

「一人が好きなのに孤独を嘆く人」の複雑な心境

ひとりぼっちは嫌なのに人とうまくつきあえない人は、どうすればいいのでしょう。人見知りをしてしまう、孤独を感じるけど人間関係を広げるのは面倒...そんな悩みを解決する方法を、心理カウンセラーの大嶋信頼さんに伺いました。

※本稿は、大嶋信頼著『「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法』(PHP研究所)から一部を抜粋し、編集したものです。

 

苦手意識の原因はどこにある?

「孤独なんです」「人と仲良くなれません」という悩みをカウンセリングの中で聞いていると、「あ! 孤独って喉の渇きと一緒なんだ!」と思うことがあります。

喉の渇きって、自分に合った飲み物を飲んだときに潤いますよね。自分に合っていないものを飲んでしまうと、渇きはおさまらず、「もっと」「さらに」「どんどん」と渇きが酷くなって、飲み続けてしまいます。そして、それが知らず知らずのうちに、その人の身体をむしばんでしまうんです。

孤独感もそれと似ています。孤独を感じたときに、「あ! 私の孤独はこれなんだ!」と、自分の渇きの種類を知って適切に対処することができれば、心の渇きは潤い、「孤独って私にとって必要なものなんだな」と思えたりするから興味深いものです。

ここで、人づきあいが苦手な人が抱えがちな孤独と、その対処法をご紹介しましょう。

 

仲良くなりたいのに、人見知りで声をかけられない

この孤独は「完璧主義」の人が感じやすいものです。人に話しかけるなんて、「適当」とか「いい加減」じゃないとできません。なぜなら、相手から返ってくる反応なんて、自分の理想通りにはいかないわけですから。

しかし完璧主義の人は、「相手に嫌われないように話しかけなきゃ」と考えてしまいます。同時に、「相手から拒絶される」という予測をたくさんしてしまって、「拒絶されるのが怖くて話しかけられない!」となるんです。

私もこの不安を抱えていたのですが、友達から「一生懸命にちゃらんぽらんになろう!」という言葉をもらってから、完璧じゃなくてもいいんだと思えるようになりました。そして、「話しかけるのが楽になった!」と変わることができました。不安になったらこの言葉を頭の中で唱えています。

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新しく人間関係を広げることに自信が持てない

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