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モノが減れば家事は7割減る ミニマリストが教える「面倒くさい」をなくす3つのポイント

みしぇる(ゆるミニマリスト、ブロガー)

2025年08月25日 公開

モノが減れば家事は7割減る ミニマリストが教える「面倒くさい」をなくす3つのポイント

アメリカ人の夫の転勤により、ハワイやカリフォルニアなど様々な土地で暮らしてきた経験を持つみしえるさん。そんな、みしえるさんは「日本のお母さんは頑張りすぎている!」と。でも、頑張らずに日々の家事をこなすなんてどうしたらいいのでしょう?みしえるさん流の、賢くやめるコツを伺いました。(取材・構成・文:西田めい)

※本稿は、『PHPくらしラク~る♪』2024年8月号より内容を抜粋・編集したものです

 

心のモヤモヤは、何かを手放すサインです

家にモノがあふれていた頃、休日は夫や子どもたちがゆったり過ごしているのが目につき、「どうして私だけが、こんなに忙しいの?」とイライラしていることもありました。けれど、試行錯誤するうちに、毎日の家事も楽しい気持ちで回せるようになりました。その一番大きな解決法となったのが「モノを減らすこと」。

モノが多くなるほど家事は煩雑になり、思考もまとまらなくなります。

そこで私は、毎日1つモノを手放す「1日1捨て」を続けました。すると家の中のモノが気持ち良く循環し、不要なモノが溜まりにくい状態に。

さらにノートに、予定だけでなく自分のやりたいことも書き出すことで、目の前のことだけに集中できるようになり、焦りやストレスも手放すことができるようになりました。

色々なことがうまくいかず心がモヤッとするとき、それは何かを手放すサインなのかもしれません。

 

●習慣にしたいことは「ハードルを下げて」設定しよう

私が実践している「1日1捨て」は、"捨てるものは1日1つだけ"とすることで、捨てることへの心理的なハードルを下げ、続けやすくする効果があります。物事はスタートするまでが億劫です。ウォーキングだって毎日30分するのはハードルが高くても、1日5分なら気軽に始められます。しかも、一度やり始めると5分では終わらないので、結果的に5分以上できたりすることも。まずはハードルを下げることが大切です。

 

コレ、やめてみよう「モノを溜めがち」

【チェック 小さなモヤモヤは改善のチャンス】
こんなストレスを感じたときはモノの量を見直しましょう!

□モノの出し入れがしにくい
□探しものが多い
□掃除がしにくい
□スムーズに動けない

 

\モノは循環させて、ゆとりある暮らしを/

私は、家事の面倒くささはモノを減らすことで7割解消できると思っています。

例えば、使っていないキッチンツールを減らすだけで、調理中あちこち探さずに必要なモノがパッと手に取れるようになるし、食器も少ないほうが、いちいちどかしたり重ねたりといった手間やストレスがなくなります。

そして使ったモノはすぐに洗ったり元の場所へ戻したりすることで、家の中に気持ちの良い循環が生まれます。

●食材のまとめ買いをやめてスッキリ

私の場合、食材のまとめ買いをすると、冷蔵庫内に何があるかわからなくなりがちでした。そこで買い物はウォーキングをかねて基本的に毎日行くことに。買った食材はエコバッグ2つ分にバランスよく分け、体力づくりのため、あえて腕に負荷をかけながら歩いています。

●狭い場所から「1日1捨て」チャレンジ!

「1日1捨て」は財布やカバンの中など、狭く、限られた場所から始めます。知らず知らずのうちにレシート類、期限切れの割引券やカードなど、使っていないモノを溜め込んでいるはず。紙くず1つでも捨てられれば十分です。続けるうちに、家全体を見回す習慣がついてきます。

●カラフルなものは「隠す収納」にする

取り出しやすさ重視の「見せる収納」は難易度が高く、うまくコツをおさえていないと部屋がゴチャついて見えてしまいます。特に色数が多いカラフルなモノほど散らかって見える要因に。カラフルなモノは隠したほうが部屋がスッキリするのでおすすめです。わが家ではティッシュボックスもフタ付きの籐製のカゴに入れて「隠す収納」にしています。

 

コレ、やめてみよう「作業を増やしがち」

【チェック】小さなイライラは改善のチャンス
こんなイライラを感じたときは家事の作業量を見直しましょう!

□自分ばかり家事をしていると感じる
□やることが多くてイライラする
□なかなかやる気になれない家事がある
□古い家電や道具を使っている

 

\家事ストレスは合理的に解決する/

夫がアメリカ人なので、私たち家族はアメリカに住んでいたことがあります。アメリカでは家事を家族で分担し、便利家電や家事代行サービスを利用している家庭を多く見てきました。

今は日本に住んでいますが、わが家では家事代行サービスを月2回お願いしています。お金はかかりますが、自分1人で頑張るよりも合理的に人や家電に頼める仕組みを作ったことで、ストレスが驚くほど少なくなりました。

●カゴバッグで脱ぎっぱなしを解決

家族がリビングに衣類を脱きっぱなしにしてイライラするという場合は、リビングにカゴバッグを置いて、脱いだらそのカゴへ、というルールを決めます。こうすれば、あとはカゴを洗濯機まで運ぶだけでよくなり、衣類の散乱が解決できます。

●お米にひと工夫で献立は簡略化

忙しい日は晩ごはんの献立を考えるだけでもひと仕事。わが家のお疲れメニューはカレーやシチューなどの煮込み料理です。ただし、ご飯には金芽米、玄米、もち麦、キヌアの4種類をブレンドしていて、お米からも栄養が取れるように工夫しています。

●食器も循環させて気持ちの良いキッチンに

疲れていてもスッキリと整ったキッチンに立つと食事作りのスイッチが入ります。なので、洗い終わった食器類はすぐに定位置に戻し、使いやすいようにしています。今は食洗機を使うようになって、面倒な皿洗いは時短。洗い待ちの食器がシンクに溜まることもなくなりました。洗浄が終われば食洗機からすぐに取り出して片づけることで、モノを循環させています。

 

コレ、やめてみよう「やらなくちゃと焦りがち」

\可視化しておくと安心できる/

「やるべきこと」をノートや付箋などに書き出して可視化すると、「やらなくちゃ」という焦りを手放せ、落ち着きを取り戻せます。家事も事前にリストを作っておけば、スキマ時間ができたときにサッと動けるように。リストなしで動けるまでは、目につく場所に貼り出しておくのがおすすめです。

 

●自分流でOK!「3分以内の家事リスト」を作ってみよう

<1分>
□財布やバッグの中身を出して整理
□玄関の靴を揃える、下駄箱にしまう
□ ダイニングテーブルの上を片づける
□長期間使っていない文房具を処分する
□本を本棚に戻す

<3分>
□リモコンなどの小物を片づける
□お菓子などの空き箱を整理する
□子どものプリント類を処分する
□引き出し1つでも整理する
□棚を1段だけでも整える

 

●「曜日家事」なら、考えずとも体が動く

1分、3分といった時間区切りで考える方法以外に、曜日ごとに掃除のルーティンリストを作っておくのもおすすめです。曜日のゴロ合わせを取り入れた曜日家事なら、「どこからやろう?」と考えることがなくなり、ハードルも下がります。

<「曜日家事」のリスト例>
月曜日は「げ」がつく玄関掃除
火曜日は「火」を使う台所掃除
水曜日は「水」まわりの掃除
木曜日は「木」製品の掃除
金曜日は「金」運アップに良いとされるトイレ掃除

●「やりたいこと」には優先的に取り組む

朝起きたらノートを開き、その日の予定、やるべきことなどをざっくり書き出すようにしています。そこで大切にしているのは、「やりたいこと」もしっかり入れて、それを優先的にやることです。すると、なんとなく気乗りしない「やるべきこと」もぐんとはかどります。

最近は「毎日、新しいことをする」ことに挑戦しています。ともすれば時間はサラサラと過ぎてしまいますが、ささやかでも何か新しいことをすると決めてからは毎日が新鮮で、達成感を味わえています。

<みしえるさんが始めた「新しいこと」リスト>
□普段は行かない公園に行く
□いつもと違う道を通る
□新しいレシピに挑戦する
□なつかしい友人に連絡をとる
□新しい本を読む

【みしぇる】
自身のミニマルライフを綴るブログ『「いい気分」のある暮らし』を運営。『1日1つ、手放すだけ。好きなモノとスッキリ暮らす』(マイナビ文庫)など著書多数。

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