松下幸之助が創刊した雑誌が、いま、職場で読まれている理由

『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
2021年01月26日 公開
コロナの第三波により、緊急事態宣言が再度発令されたことにより、一時期、下火になっていたリモートワーク・テレワークが再開する状況になっている。
それにより、在宅勤務が増えたことで、自宅が汚れやすくなり、汚れが目に入るようになったという悩みが急増している。在宅勤務で家にいる時間が増えても、家をきれいに保つ方法を、羽田空港清掃世界一の原動力となった新津春子氏にうかがった。
よく意外といわれますが、私の家は物が多いです。
でも、物が多くても、きちんと分類することができていれば、それでいいと思っています。物がないよりは見た目が若干悪いけど、棚に整理されて置いてあれば、物があふれても(多くても)、問題ないと思っています。
私の家には洋服がたくさんありますが、季節ごとに入れ替えており、その都度掃除をしていますので、触らない服がありません。同様に、一年に一回しか使わない物も、大掃除をする時に棚の中から出して、いるかいらないかを確認したりしていますので、堆積している汚れがありません。
物が多くても、きちんと棚におさまっていて、通路もしっかり通れるようになっていると、問題なく掃除はできますので、そこまで汚れやカビは出ないものです。
反対に、物があまりなくて片付いているけど、よく見たらほこりがたくさんある家も多々あります。
掃除ができない人は汚すのが上手です。たとえ、物を片付けて置いてあっても、その下は全く触らないので、そこにほこりや虫がわいても気づかない。
私の場合は、物があふれていますが、常に物を探して移動しているため、汚れが見え、すぐに掃除します。でも逆の場合は、歩く通路はきれいかもしれませんが、よく見ると汚れが窓枠、窓台、飾り物に詰まっていたりする家が多いものです。
清潔に保つポイントは「掃除9:整理整頓1」だと思っています。ものがあふれているだけでは病気にはなりませんが、掃除をせずにほこりやダニ、悪臭などが発生すると、ときに体を壊したりすることもあります。
オフィスビルなどでは空気を循環させていますが、家では換気をしないと空気は循環しません。テレワークで家の中にいると、においもこもりやすくなります。しかし多くの人、特に男性はにおいの認識が弱い印象があります。
最近は寒暖差が激しく、急に寒くなったり、暑くなったりすることもあります。そうしたときに、寒いからと窓を閉めたまま一日中暖房を付け、次の日に暑いからと窓を閉めたまま冷房をつけると、カビが出やすくなる危険性があります。
換気というと、多くの方は窓を開けるイメージをするようで、天気が悪い日も開けている人も多くいますが、それでは大変。換気扇や通気口を活用しましょう。
ただし、ハウスクリーニングに行ったときにもよくあるのですが、通気口がまったく手つかずの場合があります。そうなると、換気のスイッチを入れて換気したように思っても、逆に空気が汚れてしまうことがあります。通気口は必ず掃除しましょう。
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「一日5分なら5分、2分なら2分」と決めてほこりを取り除く >
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