【時短なのに味がしみる】レンチンで作る豚バラ大根 下味冷凍を上手に活用するコツ
2025年11月25日 公開
「買い物に行く気力がない」「毎日の献立を考えるのがしんどい」。そんなとき、助けになるのが"手間をかけずにおいしく作れるレンチンごはん"です。
株式会社クレハでは2015年から、クレラップやフリーザーバッグ、クッキングシートを使った手軽なレシピを公式サイト「クレライフ」や公式Xで発信してきました。その数は1600件以上。主菜、副菜からお菓子まで幅広くそろう人気コンテンツとして支持されています。
今回は、マチ付きフリーザーバッグで作る「豚バラ大根の下味冷凍」レシピをご紹介。保存中に味がしっかりしみ込み、食べたいときは電子レンジで温めるだけで完成する、忙しい日の強い味方です。さらにクレハの担当者に、下味冷凍で味が染み込む理由や、電子レンジでムラなく加熱するコツも伺いました。
※本稿は、『クレラップ社員だから知っているほんとにおいしいレンジごはん』(飛鳥新社)よりレシピを抜粋し、独自に取材した内容を加えて編集しています。
豚バラ大根
味しみ最高おかず。冬に下味冷凍で常備しておくと安心感がすごい!
【材料(2人分)】
豚バラ薄切り肉...........200ℊ
大根...........................1/4本
A
水・しょうゆ.....各大さじ2
酢....................大さじ1
砂糖.................大さじ1/2
おろししょうが.....小さじ1/2

【冷凍セットを作る】
1.豚肉は5㎝長さに切り、大根は7㎜厚さの半月切りにする。2.マチ付きフリーザーバッグMにAを入れて混ぜる。1を加えて袋の口を閉じ、よくもみ込んで冷凍する。
【食べるときは】
3.電子レンジの解凍機能で2を解凍する。耐熱ボウルに移してふんわりクレラップをかけ、電子レンジ(500W)で15分加熱する。
下味冷凍した食材をおいしく食べる、さらなるコツ
まず気になるのは、「なぜ下味冷凍にすると味がしっかり染み込むのか」という点。担当者に尋ねると、「調味料も一緒に冷凍しているので、その間に味が染み込みます!」とのこと。フリーザーバッグに入れてよくもんでから冷凍するだけで、時間をかけずに"味のしみたおかず"が準備できるのは、下味冷凍の大きなメリットです。
一方、電子レンジは便利な反面、火の通りにムラが出やすいという悩みもあります。忙しいときほど、しっかり温まっていないまま食卓に出してしまった...という経験がある方も多いのではないでしょうか。そこで「まんべんなく加熱するためのコツはありますか?」と聞くと、担当者はこう教えてくれました。
「なるべく食材を広げて置くこと、加熱時は平らな耐熱皿を使うこと、そして一度で温め切ろうとせず、2回に分けて加熱するのがおすすめです。ただし、油分の多い食材を温める際は、中身に直接ラップが触れないようにご注意ください」。
時短調理だからこそ「安全においしく加熱するコツ」を知っておくと、失敗がぐっと減りますね。
下味をつけたまま冷凍して、食べるときはレンジにおまかせ。豚バラ大根のようにしっかり味の決まるおかずでも、手間をかけずに仕上がるのは心強いところです。







