まんが:Jam
「今日からダイエット!」と決意したものの、数日で挫折してしまった――そんな経験はありませんか。やると決めたことを実行し、自分を変えることは本当に可能なのでしょうか。
有川真由美さんの著書『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』では、感情を整理することが行動や人生にどのような好影響をもたらすのかが語られています。自分を上手にコントロールし、やりたいことをやり遂げられる人になるためのヒントを、同書から紹介します。
※本記事は、有川真由美著『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』(PHP文庫)の一部を抜粋、編集したものです。
「人は変われる」と信じる

「よーし。今日からダイエットをしよう」と宣言しても、1週間経つと、ヤケ食い。「これからは計画的に仕事を進めよう」と思っても、すぐに、もと通りバタバタ。「変えられない」というのは、性格的な問題だと思われがちですが、実際は"意志"の問題です。
いつも遅刻する人が、「これ以上、遅刻したら罰金1万円!」と言われたら、毎日、時間通りに来るはず。「どうしてもこれだけはやらねば」と思えば、人間、変われるものです。そのイメージを繰り返し思い出したり、紙に書いて目に見えるところに貼ったりするのも、少しずつ行動を変える一助になるでしょう。
いつもやってきたパターンを変えたり、新しいことをしたりするのにはエネルギーが要ります。それをやりきるためのリスクを覚悟することも必要です。
それから、「どうしたら、できるのか」工夫をすること。うまくいかなかったら、何度でも方法を変えてみるのです。小さな成功体験をつくって、「やれるじゃないか、私」と小さな自信をつけるのもあり。
私がよくやっているのは、うまくできている人を真似すること。「その人だったら、どうするか」となりきって行動してみるのです。一足飛びには変われませんが、少しずつ、少しずつ、近づいているような気がします。
なにより「人は変われる」と信じることが、いちばん大事なのかもしれません。
自分がないと、整理できない

"自分軸"とでもいうべき、自分をもっている人は、「これがしたい」「これが好き」と、自分がなにを望んでいるか、どうすればいいかを知っているため、さほどストレスはなく、感情の整理もしやすいものです。
たとえ、予想外のプレッシャーを与えられても、「精一杯やります」と毅然とし、できないことは、「それはちょっと難しいですね」とやんわり断る術も知っています。
働く人の多くが、どこか疲れているように見えるのは、周りに合わせようと、がんばりすぎるからかもしれません。仕事からのプレッシャーもありますが、空気を読みすぎて、自分で「こうでなければ」と、理想を高くもちすぎていることも考えられます。真面目で意欲がある分、周りとの軋轢に疲れてしまうのです。
私も以前、なんでも先輩に合わせたり、みんなが残業していると気を遣って付き合ったりしていました。そして、すっかりヘトヘトに。
ところが、半年後に入ってきた新人は、「お先に失礼します」とさっさと帰り、自分の得意な分野で貢献。できない部分は、「私ひとりでは難しいので、手伝ってもらえますか?」と頼む......。それでも許されていて、「これでいいのか!」と気づかされたのです。自分がのびのびとできる環境は、自分でつくるもの。まずは、自分の気持ちを素直に伝えることから始めてみてはいかがでしょう。
プラスの言葉でイライラを解消する

プラスの言葉を使うためには、現実のなかから、プラスの点や感謝すべき点を見つけて、口に出す方法があります。日ごろから、喜びや幸せ、感動、感謝の言葉を積極的に使うことも、悪感情を近づけない心の免疫力をつけてくれます。
ここでは、もうひとつ、「希望」を言葉にする方法をご紹介します。 たとえば、非常に難しい仕事が与えられたとしましょう。「大変だー」と最初に思います。そこで、「大変じゃない」という言葉を使っても無駄です。否定形で考えた時点で、すでに「大変だ」というイメージが最初に焼きついています。そんなときは「簡単、簡単」というように、真逆の「そうなったらいいな」という言葉を使うのです。
気が進まない人と会うときは「楽しみにしていました」、プレゼン前に緊張しているときは「大丈夫です。とにかく元気にやります」というように、最高のシナリオをつくって。"希望"を言葉にすることによって、イメージが描けてきます。
これは、イライラする相手にも効果的です。いい加減な態度の後輩には「あなた、しっかりしてるわよ」と、現実とは真逆の希望を実際に口に出して言うのがポイント。最初は「わざとらしいかな」と思っても、意外とそうでもないもの。相手は、期待に応えようとがんばってくれます。相手に魔法の暗示をかけるつもりで、ぜひお試しを。







